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祈りの場の復興実感 石巻・南浜公園で整備見学会

献花台となる台座を備えた祈りの場を見学する市民ら

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻市南浜地区で14日、市民向けの復興整備現場見学会があった。20人が参加し、石巻南浜津波復興祈念公園の工事の進捗(しんちょく)状況などを確認した。
 国、県、市でつくる市市街地復興工事調整会議が主催した。公園内の追悼の広場や築山など4カ所を回り、担当者が各施設の概要や機能を説明した。参加者からは慰霊碑の設置場所や植樹後の管理方法などについて質問があった。
 参加した石巻市の主婦阿部ふじ子さん(83)は「昔の町並みを思い出しながら見て回った。さまざまな施設が建設され、復興が進んでいると感じた」と話した。
 公園は国、県、市が2017年3月、着工した。約40ヘクタールの敷地に、献花台を設けた「祈りの場」や津波の被害を展示で伝える中核的施設などを整備する方針。21年3月の完成を予定している。
 市内の復興事業の状況を伝える現場見学会は16年に始まり、今回で10回目。


2020年11月16日月曜日


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