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井上ひさしさん没後10年「戦友であり、同志」 山形・川西で五木寛之さん講演

井上さんとの思い出を語る五木さん

 劇作家・小説家井上ひさしさんの没後10年を記念した催し「吉里吉里忌2020」(実行委員会など主催)が15日、出身地である山形県川西町のフレンドリープラザであった。
 作家の五木寛之さんが県内外から訪れた約430人を前に講演した。井上さんを「同じ時代を駆け抜けた戦友であり、同志」と表現し、井上さんの思想の背景や、出自に関する自身との共通点などをユーモアを交えて語った。
 井上さんの作品の演出を数多く手掛け、親交が深かった舞台演出家の鵜山仁さんも登壇。井上さんの印象的な言葉や舞台制作時のエピソードを紹介した。
 例年、井上さんが亡くなった4月に開かれる吉里吉里忌は今年、新型コロナウイルス感染症の影響で延期された。誕生月である11月に会場の席数を制限して実施した。
 来場した山形市の無職鈴木裕子さん(65)は「半年以上待った講演。五木さんならではの作品の捉え方が面白かった」と話した。


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2020年11月16日月曜日


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