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自宅療養者に食料1週間分を無料配送 仙台市、新型コロナで支援策発表

仙台市役所

 仙台市は17日、自宅療養せざるを得ない新型コロナウイルス感染者への生活支援策を発表した。買い物に出られないため、1週間分の食料品や日用品を無料配送する。経費589万円を一般会計補正予算案に計上し、12月3日招集の市議会12月定例会に提出する。
 市によると、自宅療養者に届けるのは7500円相当の食料品、日用品の詰め合わせ。中身は検討中だが、レトルト食品やカップ麺、ティッシュ、トイレットペーパーなどを想定する。支給が必要かどうか意向を確かめて配送する。
 育児や介護などの理由で自宅を離れられない陽性患者が対象。感染者が増え、宿泊療養施設への入所待機が長引いた患者にも届ける。原則は患者1人に1セットだが、療養期間に応じて追加する。配送は車両1台を借り上げて委託する。
 今後、外国人の自宅療養者への対応など制度の詳細を詰め、補正予算案が可決され次第、運用を始める。
 補正予算案には感染対策仕様車1台の購入経費も計上。運転席と後部座席が仕切られた車両で、トヨタカローラ宮城(仙台市)が無償貸与していた。購入後は宿泊療養施設への患者搬送に使用し、民間救急車の不足を補う。
 郡和子市長は定例記者会見で「入院や宿泊療養が基本だが、自宅にとどまらざるを得ない患者には食料品や日用品を届ける。買い物に出るようなことがあってはいけない」と語った。


2020年11月18日水曜日


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