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多様な声聞き再評価 宮城県美術館移転断念で村井知事・一問一答

村井嘉浩宮城県知事

 宮城県美術館(仙台市青葉区)の再編構想を巡り、村井嘉浩知事は16日の定例記者会見で、宮城野区への移転新築を断念し、現地改修に転換する方針を表明した。一問一答は次の通り。

 −移転断念の理由は。
 「美術館の文化的な価値を再評価した。県庁内でもみんなで納得できる案だった。ボトムアップを旨とする村井県政として、職員の声にしっかりと耳を傾けた」

 −仙台市とのやりとりはあったのか。
 「特に打ち合わせはしていない。郡和子市長の市議会での答弁や考え方は、県職員を通じて検討の段階で伝わっていた」

 −文化的価値を金額に換算するのは難しいが、今後どのように評価するのか。
 「(再編構想を示した)当初、私には文化的価値が見えていなかった。反対派と県議会、県職員の意見や質問を聞き、改めて見直した。『数字で表れない価値もしっかりと見直すべきだ』という意見はもっともだ」

 −進め方が強引だったとは思わないか。
 「高名な建築家による建物なので批判が出るかもしれないという意見はあった。ただ批判があるからやらないのではなく、批判があってもやるべきことはやらなければいけない。反対派の声にも耳を傾け、再評価した結果、筋が通っていると県庁全体で判断した」


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2020年11月17日火曜日


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