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実習船「宮城丸」、気仙沼に帰港 コロナ対策でハワイに寄港せず

水揚げされたマグロを見守る生徒
水揚げされるマグロを見守る生徒

 気仙沼向洋高(宮城県気仙沼市)と宮城水産高(同県石巻市)の生徒計23人が乗った県の海洋総合実習船「宮城丸」が18日、気仙沼漁港に帰港した。新型コロナウイルス感染防止のため、健康観察期間を設けるなど例年とは異なる45日間の航海を終え、4トンのマグロを水揚げ。出迎えた学校関係者や保護者に元気な姿を見せた。
 午前9時すぎ、冷凍マグロをクレーンでつり上げ水揚げする作業が始まり、生徒たちは船上から見守った。マグロは県内のスーパーなどで販売される。
 船は10月5日に気仙沼市の商港岸壁を出港。例年、米ハワイ沖へ向かうが、今年は18日まで国内沿岸で船舶運航実習をしながら健康観察をした。19日に気仙沼から再び出港し、北太平洋の公海で9回操業。メバチマグロやキハダマグロを取った。恒例のハワイへの寄港はなく、航海中は一度も下船しなかった。
 気仙沼向洋高情報海洋科2年の畠山夏奈さん(17)は「(マグロの鮮度とうま味を保つための)神経締めには驚いた。ハワイで外国のご飯を食べてみたかった。将来は水族館の飼育員になりたい」と話した。


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2020年11月18日水曜日


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