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仙台で産学官民連携を考えるフォーラム 市民ら先進事例学ぶ

震災後の取り組みを紹介する南三陸ホテル観洋の阿部さん(中央)

 復興庁などでつくる「新しい東北」官民連携推進協議会が18日、復興への歩みの中で生まれた行政や企業、大学など産学官民の連携について考えるフォーラムを仙台市内で開き、市民ら約100人が参加した。
 被災地を支援する企業や団体から約20人がパネリストとして登壇し、「産業復興支援」「被災者支援」「まちづくり」の三つのテーマに分かれて討論した。
 産業復興支援の分科会では、復興庁に約2年間出向したNECの山本啓一朗さんが被災企業を支援した事例を紹介。「ライバル関係の水産加工会社を結び付け、後に株式会社の設立につながった」と報告した。
 宮城県南三陸町の南三陸ホテル観洋のおかみ阿部憲子さんは、町内の飲食店や宿泊施設を紹介する「南三陸てん店まっぷ」を取り上げ「震災で移転した店が多く、住民と店主の再会につながった。コミュニティーづくりに一役買えた」と語った。
 討論に先立ち、東北大の原信義副学長が「復興アクションの軌跡と未来」と題して基調講演した。同時配信したビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で約100人が視聴した。


2020年11月19日木曜日


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