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蔵王の山並みや温泉街の景観に配慮 仙南9市町の計画策定 宮城県審議会

 宮城県景観審議会は19日、県庁で会合を開き、景観法に基づき仙南2市7町を対象に県が策定する「仙南地域広域景観計画」の最終案を了承した。蔵王連峰の風景や宿場町、温泉街の風情を生かすため、建物の高さと屋外広告物への配慮を求めた。市町村の区域を超えた景観計画の策定は、県内で初めて。
 計画では、重点的に景観を保全する「景観計画区域」として12地区を指定。城下町の名残を残す白石市中心部や蔵王町の遠刈田温泉街、蔵の町並みがある村田町中心部、七ケ宿町の旧街道などが含まれる。
 区域内で建築物や工作物を設ける開発行為に事前の届け出を義務付ける。具体的には、高さ10メートル以上のマンションや広告板、建築面積500平方メートル以上の店舗などを想定する。
 各市町は来年2月までに景観行政団体に移行し、7月から計画を施行する。計画で示した基準に適合するかどうかを判断し、不適合の場合は計画の変更などを要請する。従わない場合は公表できる。
 県内では仙台、塩釜、多賀城、登米、松島の5市町が景観法に基づく景観計画を単独で作成し、施行している。


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2020年11月20日金曜日


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