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伊豆沼レンコンや漢方ブタを食卓に 仙台の専門学校生、栗原の食材で新メニュー開発

栗原市産の食材を使って考案されたメニュー
メニューを考案した仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校の生徒と伊藤代表(前列中央)ら

 仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校(仙台市宮城野区)の生徒が、栗原市産の食材を使った料理メニューを開発した。依頼した栗原市の生産者らでつくる「くりはらファーマーズプロジェクト」は、下ごしらえしたミールキットとして来年2月までに商品化し、販売する。
 プロジェクトは、都市部の子育て家族に食を通じて栗原市に親しんでもらおうと企画した。生産者を活気づけ、移住者の増加など地域振興やフードロスの削減も期待する。
 メニューは両親共働きの核家族を想定し、4人前を原価600円以内に収め、伊豆沼レンコン、栗駒高原ダイコン、ケール、漢方ブタ、パプリカなど全て栗原市産の食材を使用することが条件。調理師科の1年生26人が5チームに分かれ、7月からメニューづくりに取り組み、現地で生産者とも交流した。
 優勝チームを決める審査会が11日あり、全11作品が披露された。審査員長を務めたプロジェクトの伊藤秀太代表(38)は「順位は付けたがどれも素晴らしい作品。できるだけ多く商品化したい」と講評した。
 キノコ類を使ったキッシュなどを作って優勝したチームの高橋美礼さん(18)は「授業時間以外もみんなで考えて試作を繰り返した。自分たちの作品が食卓に上るのはとてもうれしい」と喜びを語った。
 商品化に当たっては障害者の就労を支援する「ポッケの森」(太白区)が調理を担当し、仙台市内を中心に販売を予定する。

        


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2020年11月20日金曜日


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