宮城のニュース

じもとHD、純利益9割減 通期は設立後初の赤字へ

 じもとホールディングス(仙台市)は20日、2020年9月中間連結決算を発表した。純利益は90.9%減の6400万円。傘下のきらやか銀行(山形市)で有価証券の入れ替えに伴う売却損の計上を今後行う影響で大幅な減益となった。21年3月期通期は12年の設立後初の赤字となる見通し。
 連結経常収益は8.3%増の213億2900万円、経常利益は49.6%増の14億1900万円。資金利益の増加などが寄与した。中間配当は1円50銭。連結子会社は7社。連結自己資本比率は0.05ポイント上昇の8.29%。通期予想を修正し、経常損益は36億円減の15億円の赤字、純損益は47億円減の30億円の赤字とした。
 傘下の仙台銀行の単体決算は、経常収益8.6%増の82億200万円、経常利益54.7%増の9億100万円、純利益70.1%増の7億4900万円。新型コロナウイルスによる取引先の業績悪化に備えて与信関係費用を積み増したものの、貸し出しを伸ばして貸出金利息を増やした。
 本業のもうけを示すコア業務純益は72.4%増の11億3400万円。9月末の預金残高は13.3%増の1兆1958億円、貸出金残高は8.7%増の8018億円で過去最高。不良債権比率は0.19ポイント低下の2.61%。通期予想は経常利益8億円増の16億円、純利益は7億円増の14億円に上方修正した。
 きらやか銀の単体決算は経常収益7.7%増の105億4100万円、経常利益8.5%減の5億6900万円、純損益5億4000万円の黒字から5億2500万円の赤字。有価証券売却損計上に関連する費用分を取り崩し、法人税等調整額を約10億円計上した。
 コア業務純益は約2.3倍の26億2100万円。9月末の預金残高は3.2%増の1兆3021億円、貸出金残高1.7%増の1兆512億円。不良債権比率0.25ポイント上昇の1.67%。通期予想は経常損益48億円減の32億円の赤字、純損益55億円減の42億円の赤字に下方修正した。


関連ページ: 宮城 経済

2020年11月21日土曜日


先頭に戻る