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東京五輪 宮スタでNBC兵器テロ対応訓練

防護服を着て負傷者を救助する訓練も行われた

 来夏に延期された東京五輪でサッカー競技会場の一つとなる宮城スタジアム(宮城県利府町)で20日、核・生物・化学(NBC)兵器によるテロへの対応訓練が行われた。競技時の不測の事態に備え、関係機関の連携強化を図った。
 大会組織委員会や県警、消防などから約200人が参加。観客の入場直後、入場ゲート付近で原因不明の目の痛みや息苦しさを訴える負傷者が多数発生した、との想定で実施された。
 防護服を着た機動隊員が、検知器で原因物質をサリンと特定。二次災害を防止するため危険性がある区域と安全なエリアを区分けした上で、防護服を着た消防隊員が負傷者の救助に当たった。
 消防隊員は負傷者を除染用テントに移し、全身をシャワーで洗って有害物質を除去して救助テントに収容した。治療の優先度を判断するトリアージに基づき、救急搬送した。
 訓練を主管した塩釜地区消防事務組合消防本部の尾形秀一警防課長は「大規模イベント時のテロ災害は一つの機関では対応し切れない。関係機関との連携を強化しながら、五輪に備えたい」と話した。


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2020年11月21日土曜日


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