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十和田湖・奥入瀬を世界遺産に 地元9団体、研究会議設立

研究会議が世界遺産登録を目指す十和田湖

 十和田湖と奥入瀬渓流の世界遺産登録を目指し、青森県十和田市の民間9団体が「登録推進研究会議」を設立した。活動を通して良好な自然環境を保全し、魅力を国内外に発信する。登録に向けた運動を展開するNPO法人「十和田奥入瀬郷(くに)づくり大学」が事務局を担う。
 白神山地など世界遺産登録に携わった関係者を招き、月1度のペースで研修会を開く。一帯は観光開発が進み、かつてあった霊場の知名度も高くないため、「自然」「文化」「複合」のどの分野にするかは絞らず、幅広く可能性を探る。
 市内で19日、設立会合があり、十和田湖商工会や地元町内会の幹部ら約20人が出席。環境省十和田八幡平国立公園管理事務所や青森県、市の関係者がオブザーバーとして参加した。
 会議では、奥入瀬渓流沿いの国道の迂回(うかい)路となる「青?山(あおぶなやま)バイパス」の整備による自然保護と観光振興の両立や、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けたノウハウを活用する必要性などが報告された。
 副会長に就いた宮信(まこと)・十和田湖国立公園協会副理事長は会議後、「道のりは厳しいが、世界遺産登録を目指す取り組みが次の世代にバトンタッチできるよう勉強したい」と話した。


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2020年11月23日月曜日


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