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「ねこ窯様」囲んで交流 熱々ピザで元気発信 宮城・丸森

ネコをかたどった石窯。会員が次々とピザを焼いた

 宮城県丸森町のNPO法人「あぶくまの里山を守る会」が、ネコをかたどった石窯を町内に設け、現地で21日、ピザなどを焼く交流会を開いた。昨年10月の台風19号豪雨で町内は甚大な被害があり、土砂とともに流れ出た岩石で窯の土台を築いた。復興を願う地域の交流拠点としたい考えだ。
 会員ら約15人が出席。ピザを手作りし、多彩なトッピングで味わった。ローストチキンも窯で作った。
 窯は7月、カフェの敷地内に完成。形状は、養蚕業の守り神として町内に石碑が多く残る「猫神さま」にちなんだ。色とりどりのガラス片で窯の表面にネコの顔を描いた。土台の岩石は五福谷川が氾濫した向原地区で集めた。
 会理事長の大槻博さん(68)は「被災後にみんなが奮起し、人が集える拠点ができた。丸森の元気を発信できる場になればいい」と語った。ピザの材料を自給自足で調達することを目指し、近くの畑で小麦の栽培を始めた。ヤギを飼い、乳で作ったチーズを使う構想もある。
 会は里山の保全活動をしており、窯周辺の山林で間伐作業なども行う。大槻さんは「防災につながる山づくりを模索したい」と話す。会員を募集している。連絡先は大槻さん090(4040)0267。


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2020年11月24日火曜日


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