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多様な性の認知向上を 仙台の市民団体がネットラジオで公開放送 パートナー制度議論

パートナーシップ制度についての意見が交わされたインターネットラジオの公開放送=15日、仙台市青葉区のエルパーク仙台

 性的少数者(LGBTなど)を含む多様な性の在り方に理解を深めてもらおうと、情報発信に取り組む仙台市の市民団体「にじいろCANVAS」が、青葉区のエルパーク仙台からインターネットラジオを公開放送した。行政がLGBTのカップルを婚姻相当の関係と認めるパートナーシップ制度などを議題に、当事者らが意見を交わした。
 同制度は2015年、東京都渋谷区が全国で初めて条例化した。既に全国約60の自治体で導入され、東北では12月に弘前市で運用が始まる。仙台市では、政策提言に取り組む市民団体が10月、市議会に創設を求める陳情書を提出した。
 公開放送で、にじいろCANVAS共同代表の小浜耕治さん(57)は「公的に認められた関係は周囲に説明しやすく(多様な性への)社会的認知の向上につながる。仙台でも市民の声で実現させたい」と述べた。
 レズビアンであることを公表している盛岡市議の加藤麻衣さん(26)も中継で「東北全体が一緒になって進めることが大事。盛岡市も続きたい」と語った。
 昨年8月の初当選後の議員活動については「他の議員が性的少数者の情報を取り込んでくれるようになったと感じる。(理解や支援を示す)『アライ』の議員が多い」と報告した。
 性別にかかわらず、制服のスカートやスラックスを選択できる仕組みの実現に向けた議論もあった。
 公開放送は「男女共同参画推進せんだいフォーラム」(せんだい男女共同参画財団主催)の一環で、15日に開催された。約30人が参加し、動画配信サイト「ツイキャス」で、延べ約280人が視聴した。


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2020年11月24日火曜日


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