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「音でカラス撃退」八戸市が事業開始 ふん害対策で中心市街地4ヵ所、来年3月まで

カラスに向けて音声を流す市職員ら=17日

 青森県八戸市は市中心部で例年冬に増加するカラスのふん害対策として、音声による追い払いを始めた。実験で一定の効果が確認されたため、市街地の4カ所で来年3月下旬まで毎晩、音声を流す。
 市は今年2、3月、宇都宮市のベンチャー企業「CrowLab(クロウラボ)」と協力して市街地で実験を行った。約1カ月でカラスがほぼいなくなったことから、今年は期間を延ばして実施することを決めた。
 カラスが警戒している時の鳴き声など、4種類を組み合わせた音声を用意。夕方から早朝にかけて断続的にスピーカーで流す。カメラ映像を分析し、追い払い効果が高い音声を見極める。
 初日の17日は、クロウラボの関係者らが立ち会った。市職員がスピーカーから音声を流すと、電線に止まった約20羽が飛び立った。一部は戻ってきたが、車や人が近づくと落ち着かない様子を見せた。
 市環境政策課の大久保洋亮技師は「全国的に有効な手段は分かっていない状態。八戸で画期的な方法を探りたい」と話した。


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2020年11月24日火曜日


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