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11月定例会、予定通り開会へ 集団感染で最大会派の自民党・県民会議4割超不在 宮城県議会

 宮城県議会最大会派「自民党・県民会議」(32人)の10人が新型コロナウイルスに集団感染した問題で、県議会は24日の議会運営委員会で、11月定例会を予定通り25日に開会する方針を決めた。濃厚接触者4人を含む計14人が欠席しても本会議の定足数(30人)を満たすことから、議事の進行は可能と判断した。最大会派の4割超が不在という異例の幕開けとなる。
 初日に実施予定だった6常任委員会の割り当ては、欠席議員が復帰予定の12月上旬にずれ込む見通し。県当局が26日に先議案件として提出する職員の期末・勤勉手当の関連条例案も、委員会審査を省略し、採決する方法に変更される。
 議運の冒頭、石川光次郎議長は「県民にご心配をおかけし、おわび申し上げる」と陳謝。自民会派の中沢幸夫氏も発言を申し出て「感染者が多数出た。最年長者として心よりおわびしたい」と頭を下げた。
 協議では、野党会派の議員が「今は陰性でも陽性に転じる可能性がある」と感染拡大を不安視。保健所が陰性の議員の行動を制限しておらず、自民会派は「専門的見地から判断すべきだ」と指摘した。
 感染した議員の氏名を公表するかどうか定まっていない現状に対する問題提起もあった。石川議長は「公表には賛否あり、現時点では結論に至っていない」と述べ、今後の検討課題との認識を示した。
 11月定例会は12月16日まで。一般質問は3、4日と8、9日に行う。


2020年11月25日水曜日


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