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最大会派自民の4割超が不在 宮城県議会11月定例会開会

自民会派の4割超に当たる14人が欠席し、空席が目立つ議場

 宮城県議会最大会派「自民党・県民会議」(32人)の10人が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者4人を含む計14人が欠席する中、県議会11月定例会が25日、当初の予定通り開会した。新型コロナ対策の関連予算や県美術館(仙台市青葉区)の移転撤回といった重要課題の審議を控え、異例の幕開けとなった。
 提案理由説明で村井嘉浩知事は、県内での感染拡大に言及。「多様なクラスター(感染者集団)が発生するなど予断を許さない状況だ。対策の徹底に向け、県民一人一人に注意喚起を呼び掛ける」と訴えた。
 自民会派の約4割超が出席できず、くしの歯が欠けたように無人の議席が広がった。同会派の議員は「誰も想像していなかった状況」と沈痛な表情。野党会派の幹部は「対策を講じてきたつもりだったが、この時が来てしまった」と肩を落とした。
 11月定例会には、県が総額249億632万円を追加する2020年度一般会計補正予算案など計88件を提出した。予算外は21年度から震災復興・企画部を復興・危機管理部と企画部に再編する制度案、次期総合計画案(21〜30年度)など。
 会期は12月16日まで。欠席中の議員は回復次第、12月上旬から復帰する見通し。初日に行う予定だった6常任委員会の割り当てができず、26日に追加提出される先議案件は委員会審査を省略して採決する。


2020年11月26日木曜日


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