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矢口高雄さん死去 横手まんが美術館に祭壇、ファン次々

矢口さんの漫画のキャラクターで飾られた祭壇

 秋田県横手市出身の漫画家矢口高雄さんが81歳で亡くなったことを受け、矢口さんが名誉館長を務めていた同市の増田まんが美術館は26日、入り口付近に祭壇を設けた。秋田県内外から多くのファンが訪れ、自然と人を愛した漫画家をしのんだ。
 祭壇は高さ・幅約2メートル。色紙を持って笑顔を見せる矢口さんの写真と、周囲に「釣りキチ三平」や「マタギ」「おらが村」などのキャラクターを配し、ファンらが静かに手を合わせた。館内のショップでは多くの人が矢口作品のポスターや文庫本などを買い求めた。
 盛岡市から訪れた会社員阿部裕二郎さん(28)は「釣りキチ三平を読んで釣りをやるようになった。矢口先生がツイッターに発表するイラストも楽しみだった。自然と人間の関係を教えてくれた」と悼んだ。
 同館は当面、祭壇を設置する。ホームページ上でメッセージを受け付けているほか、お別れの会も検討している。
 矢口さんは20日に膵臓(すいぞう)がんで死去し、25日に公表された。


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2020年11月27日金曜日


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