宮城のニュース

富谷市道に減速促すゴム製こぶ「ハンプ」 12月まで社会実験

生活道路に設けられた台形状の「ハンプ」

 自動車の走行速度を抑え生活道路の安全を確保しようと、宮城県富谷市は車道に設ける台形状のこぶ「ハンプ」を、同市大清水1丁目の市道に設置した。12月24日までの社会実験。速度の抑制に有効と確認できれば、沿線住民の声も踏まえ来年度に本格整備する。
 ハンプは幅4メートル、長さ6メートル、高さ10センチ。スピードを落とさずに通ると衝撃を受けるため、減速を促す効果が期待される。今回は、持ち運び可能なゴムチップ製のハンプを東北地方整備局から借り、県内初の実験に取り組む。
 市によると、設置箇所一帯は並行する国道4号の渋滞を避けるため、最高速度の時速30キロを超過して通り抜ける車が多い上、近くには富谷二中があり、通学路の安全性も課題になっている。
 このため市や大和署、東北地方整備局、地元町内会などでつくる市あけの平・大清水地区交通安全対策協議会が現地を点検して検討し、ハンプを設けることにした。
 ハンプは25日に設置された。実験中は、国土交通省の情報システムで走行車両の経路や速度などのデータを収集し、分析に活用する。
 市都市整備課の佐藤健一技術主幹は「生活道路を通る車の減速を促して事故防止に生かし、住環境の改善につなげたい」と話す。


関連ページ: 宮城 社会

2020年11月29日日曜日


先頭に戻る