宮城のニュース

仙台市役所建て替え 最終審査で5者が公開プレゼン、12月上旬に結果公表

新本庁舎の基本設計に向け、独創的な技術提案があった公開プレゼンテーション

 仙台市は29日、市役所本庁舎の建て替えで、新庁舎の基本設計を委託する業者を選ぶため、最終審査に進んだ5者による公開プレゼンテーションを青葉区の仙台国際センターで開いた。技術提案を審査するプロポーザル方式で決定し、12月上旬に結果を公表する。
 基本設計は、市が7月に策定した「本庁舎建替基本計画」を踏まえ、建物の配置や間取り、外観、電気・空調などをデザインする。
 公開プレゼンでは5者の建築士らが模型を駆使し、まちづくり、災害対応、利便性、環境配慮など基本計画に掲げたテーマに沿って技術提案。「魅力的な歴史や風土のある仙台だからこそ私たちの挑戦が実現できる」などとアピールした。
 新庁舎の2カ所に斜めの吹き抜けを設置し、風と光をふんだんに建物へ取り込む案のほか、新庁舎を1本の樹木に見立て、上部や側面に植栽する案など独創的なアイデアが披露された。
 審査委員は、せんだいメディアテーク(青葉区)の設計も手掛けた世界的建築家の伊東豊雄氏ら6人。発表した建築士らに実現性や地震への備え、コストなどを質問し、評価の参考にした。会場には市民200人が集まり、新庁舎を巡るやりとりに聞き入った。
 基本計画によると、新庁舎は現在地に1棟を整備し、2028年度に利用を始める。高さは最大80メートル。低層部は市民利用や情報発信の機能、中層部は行政機能、高層部は議会機能を想定する。整備費は453億〜473億円を見込む。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2020年11月30日月曜日


先頭に戻る