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仙台・新音楽ホール 青葉山交流広場は「魅力的候補地」 郡市長

定例記者会見で質問に答える郡市長(1日)

 郡和子仙台市長は1日の定例記者会見で、新たな音楽ホールの建設地として最有力の「せんだい青葉山交流広場」(青葉区)に関し、宮城県美術館の現地存続が決まったことにも触れ「候補地として魅力あるエリア」と高い評価を示した。
 郡市長は交流広場の周辺に仙台国際センターや市博物館があり、青葉山公園では公園センター(仮称)を整備中で、仙台城跡で大手門復元が動きだすことなどを列挙し「一帯は文化的な価値がさらに高まるエリアになる」と絶賛。「年度内に基本構想の策定に着手できるように、立地場所を判断したい」と意気込んだ。
 市民会館と戦災復興記念館(青葉区)の廃止方針に関しては「音楽ホールが開館すれば、ホール機能を吸収し得るとの方向性が調査で示された。必ずしも廃止ではないが、その方向で進めていく」と説明した。
 戦災復興記念館については「(戦争の)語り部たちの拠点、戦災資料の保存という機能は重要だと認識する。(移設先を)別途しっかり検討する」と述べた。
 市内の新型コロナウイルス感染状況は「陽性患者が連日確認されているが、現時点で医療が逼迫(ひっぱく)しているとか、行動制限をお願いするような状況にはない」と分析し、感染拡大地域との往来制限にも「現段階では慎重になるべきだ」と否定的な考えを明らかにした。
 東日本大震災の防災集団移転跡地の利活用事業で、荒浜地区の事業者が撤退したことに関しては「期待していたので残念だ。広い面積なので、少し区画を分けて事業者を募集することを検討している」と語った。


2020年12月02日水曜日


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