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困窮家庭に食料を 支援事業延長へ、仙台のNPOがクラウドファンディング

支援物資の食料を箱詰めするアスイクの職員=11月28日、仙台市宮城野区

 子どもの学習支援を行うNPO法人アスイク(仙台市)は1日、新型コロナウイルスの影響で困窮する一人親家庭など向けの食料支援事業を延長するため、クラウドファンディング(CF)を始めた。仙台市中心部商店街活性化協議会が運営する「まちくるファンド仙台」のウェブサイトを通じて資金を募る。
 食料支援は今年3月に開始した。県内の学習支援の対象世帯のうち、希望のあった約300世帯に月1回、コメ5キロやレトルト食品を配達している。来年3月で終了する予定だったが、新型コロナの影響が長期化しており、延長する方針を決めた。
 アスイクの職員が支援先の家庭を訪問した際、引きこもりがちだった中学生から悩みを聞き、学校と連携しながら進路相談や学習支援につなげたケースもあったという。
 1カ月当たりの支援費用は食品の購入費や輸送費など約120万円かかる。今月31日までCFで資金を集めた後、具体的な延長期間などを検討していく。
 アスイク学習支援コーディネーターの三浦侑太さんは「食料を届けながら子どもや保護者の健康状態を聞き、学校や行政と連携した支援につなげている。取り組みへの理解と協力をお願いしたい」と話した。


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2020年12月02日水曜日


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