宮城のニュース

宮城3病院統合 東北労災病院職員の8割「移転反対」 県医労連アンケート

東北労災病院

 宮城県医療労働組合連合会は2日、県立がんセンター、仙台赤十字病院との連携・統合構想が浮上した東北労災病院(仙台市青葉区)の職員を対象にしたアンケート結果を公表し、「移転反対」が8割に上った。県医労連は病院周辺の町内会と連携し、移転統合反対の署名活動を始めた。
 3病院の統合に「反対」49.0%、「賛成」7.6%で、「分からない」が43.5%。労災病院が富谷市か名取市に移転することへの「反対」は、通勤面や将来設計などを理由に80.4%に達した。「賛成」が6.5%、「分からない」が12.0%。
 移転した場合、「雇用継続を希望」は10.9%、「退職を考える」は27.2%、「今の時点では分からない」は60.9%だった。
 県医労連の小玉高弘書記長は「職員にも一切情報がなく、不安を抱えながら働いている。県は説明責任を果たすべきだ」と訴えた。
 調査は10月29日午後、病院内で対面で実施。医師や看護師、事務職員ら計92人から回答を得た。病院で働く関係者は1000人超という。
 県医労連などは1日、労災病院周辺の70町内会と連携し、労災病院と赤十字病院の移転統合に反対する署名活動を開始。1万筆を目標に県に提出する予定。
 県立がんセンターがある名取市でも、市民有志が現地存続を求める署名活動を行っている。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2020年12月03日木曜日


先頭に戻る