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日本産品ベトナムでPR センコン物流が展示ブース

センコン物流がホーチミンで開設しているPRブース

 センコン物流(宮城県名取市)は、ベトナムのホーチミンとハノイで日本の農水産物の展示や試食、商談を行う期間限定のPRブース「ジャパン・ファイン・グルメ」を開設した。農林水産省の補助事業で、新型コロナウイルスの影響で停滞する流通の再開、拡大をサポートする。
 ブースは10月から来年2月まで約4カ月間、それぞれ現地のイオンモール内で運営し、宮城県産のカキやホタテをはじめ全国の約50品目を紹介。新型コロナの影響で出入国制限があり、センコン社員はベトナム入りせず、現地のパートナー企業と連携して運営する。
 センコンは2019年度まで5年間、ベトナムで宮城県のアンテナショップを運営した実績があり、つながりのあるバイヤーらがブースを訪れているという。
 現状では日本企業が現地に出向くのは難しく、商談はオンライン形式が中心になる見込み。12月にはハノイのレストランに試食品を用意し、来年2月の旧正月商戦に向けた日本企業とのオンライン商談を予定する。会員制交流サイト(SNS)での発信にも力を入れる。
 同社のベトナムへの輸出はコロナ禍で一時停滞。水産品は回復しつつあるが、水産加工品はまだ再開していないという。国際事業部の中田久仁美さんは「一度やりとりが止まるとまた買ってもらうのが難しい。多くの人に食べて、見て、知ってもらい、5年間の県事業でまいた種を摘み取れる状況にしたい」と話す。
 同社はベトナムとタイでの宮城県産品の販路開拓業務を県から受託しており、SNSでの動画によるプロモーションも行う。
 タイでも現地パートナーの輸入商社CTIフードサプライ社との取引は一時中断したが、10月に仙台牛1トン、カキ15トン、サバ1.5トンを輸出した。従来は仙台牛だけだった取扱品が拡大される見通しという。
 久保田晴夫会長は「経済が伸びているベトナムとタイとの取引を増やしていきたい」と意気込む。


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2020年12月03日木曜日


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