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仙台中心部、夜の通行量激減 コロナ下の会合自粛が影響 10月調査

通行量調査で2年連続トップだった仙台駅東西自由通路

 仙台商工会議所と仙台市は、市中心部で金曜(10月23日)と日曜(同25日)に実施した通行量調査の結果(速報)をまとめた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛傾向が続き、2019年5月の前回調査に比べ全地点平均で2割減。特に夜間の落ち込みが顕著だった。
 調査8地点は図、各地点の通行量などは表の通り。新型コロナの影響で例年5月に実施する調査を延期したため単純比較はできないが、平均は金曜が22.7%減の3万973人、日曜が20.0%減の3万9216人だった。
 金曜、日曜ともにトップは2年連続で仙台駅・東西自由通路。昨年同様にプロ野球東北楽天のホームゲーム開催日だったが、今年は観客数制限の影響もあり金曜27.8%、日曜17.6%それぞれ減った。
 例年、金曜の通行量は午後5時台から午後6時台にかけて急激に増加してピークを迎えるが、今年は昨年の10分の1程度の伸びにとどまり、夜の会合自粛の影響が顕著に表れた。
 日曜の通行量全体に占めるエリア別の割合を30年前の1990年と比較すると、仙台駅地区(地図A、B、H)が26%から46%へと大幅に拡大。人の流れの中心が一番町や中央通から仙台駅前に移っている現状がうかがえた。
 調査に当たった商議所の担当者は「全体として高齢者が少ない印象で、夕方から夜にかけての通行量が伸び悩んだ。各商店街はコロナ下でのデータを活性化に向けた施策検討の参考にしてほしい」と話す。
 調査は金曜、日曜の午前9時〜午後8時に実施。中心市街地活性化や商業立地検討の基礎資料になる。


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2020年12月03日木曜日


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