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仙台と神戸の小学校がオンライン授業 気持ちは一緒、震災学ぶ

神戸市の児童とオンラインで話し合い、二つの震災を考えた南材木町小の児童=仙台市若林区

 仙台市若林区の南材木町小(児童325人)と神戸市の成徳小(971人)の4年生が2日、双方の教室をオンラインでつなぎ、東日本大震災と1995年の阪神・淡路大震災をテーマにした授業に臨んだ。
 オンライン授業に参加したのは、南材木町小の4年2組と成徳小の4年5組。南材木町小の25人は、東松島市の男性が津波で失った当時5歳の末弟のため、好きだった青いこいのぼりを浜に掲げた実話を事前に学習した。
 成徳小の34人も25年前の地震で自宅が倒壊し、娘を亡くした母を題材とした絵本を読んで参加した。
 双方の児童は実話や絵本の感想を披露し、二つの震災の共通点などを話し合った。「地震や津波は怖いことが分かった」「避難訓練は大切だなと感じた」といった意見が出された。
 南材木町小の小野寺美祝(みのり)さん(10)は「自分と身近な人の命を大切にしないといけない。仙台の子どもも、神戸の子どもも気持ちは一緒だろう」と話した。
 オンライン授業は仙台市出身で、防災教育のボランティア活動に取り組む神戸学院大4年の新妻彩乃さん(21)ら3人が企画した。新妻さんは「仙台と神戸の子どもたちが、二つの震災を深く考えるきっかけになればいい」と期待した。


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2020年12月03日木曜日


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