5月25日。
この記事は2020年05月25日配信。
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 2000年シドニー五輪の柔道男子で金メダルに輝いた井上康生さん。高校3年の全国高校総合体育大会(インターハイ)は出場を逃した。意外と思われる方も多いのでは
 小学生の時から全国に名をとどろかせた。古里宮崎を離れ、高校は神奈川にある名門の東海大相模へ。1年で団体のメンバーとしてインターハイを制すると、2年は個人で頂点に立った
 だが、主将で迎えた最終学年、団体、個人ともに県大会で敗れてしまう。悔しさは忘れられず、その後の糧にしてきたという。だからこそ今の高校生に向けたメッセージも響く。「築き上げてきた努力は間違いなく次なるステージに生かされる。明るい未来を切り開けるか開けないかは自分次第」
 インターハイが史上初めて中止になった。東京五輪の影響で異例の広域開催を強いられ、全開催地が確定したのは昨春。資金不足も深刻で、特別基金を設けたり、クラウドファンディングをしたり。多くの人の思いが詰まった大会になるはずだった
 生徒も、支えようとした人もどんなに落胆していることか。だが、中止によって改めて気付かされた思いもあるだろう。次代にしっかり伝えてほしい。若い頃、仲間と競い、励まし合い、同じ夢を追えることが、いかに素晴らしく、大切であるかを。(2020.5.25)
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