8月22日。
この記事は2019年08月22日配信。
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 牡鹿半島の南沖に浮かぶ離島・網地島(石巻市)は、約300人が暮らす小さな島だ。その島で、アートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル」の作品展示が始まったという。
 総合祭は牡鹿半島を主会場として2年ぶり2回目だが、網地島での開催は初めて。島では20日から美術家ら14組の計21作品が並んでいる。そう聞いて、久しぶりに島に渡りたくなった。
 網地島といえば、思い起こす歴史がある。1739(元文4)年、島に黒塗りの帆船がやってきた。ペリーの黒船艦隊が来航する110年以上前の話。島民は異国船に驚くが、なかなかしたたかだ。舟で近づき、新鮮な魚やコメなどを広げて交易した。
 島民が受け取った銀貨から、船はロシア船だと後に分かる。記録の残る日露初の交易だった。船を派遣したのは、ベーリング海峡に名を残す探検家ベーリングで、彼の銅像が島に立つ。
 小さな島には多くの物語がぎゅっと詰まっている。そこで繰り広げられるアートの祭典。この週末、島を訪ねたい。

 

 
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