4月24日。
この記事は2019年04月24日配信。
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 「太陽を描いてください」。そう言われたらどんな色にするだろう。燃えるような赤、熟したみかん色、夏のヒマワリの黄色−。洋画家佐藤哲さん(75)=静岡県熱海市=は、紺色。『日の出』という作品で太陽を紺色に塗った。
 そう言えば、と思い当たらないわけでもない。目を傷める危険があるので絶対に試さないでほしいが、明るい太陽が目に入った時、残像のように黒っぽく影が見える。経験した人も多いのでは。
 普通の人なら、あまり気に留めないような、つかの間の現象だ。それを見事に捉えてキャンバスに定着させた画家の目には、やはり感心させられる。
 「ものをよく観察して、影響を受けることが上達につながる」。河北美術展の審査員を務める佐藤さんは、先月の朝刊文化面に掲載した「審査員に聞く」の中で、そう語っていた。
 第82回河北美術展があす25日、開幕する。優れた作品を支えているのは、卓越した観察眼。題材から何を見つけて、どんなふうに表現したのか。出品者たちの観察の跡をじっくりと眺めたい。
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