Bar酔粋駅近

2018.12.13号掲載

酔粋駅近

オープンは2017年春。仙台駅周辺に6店舗を展開する「周平」グループの6号店。2階に20人くらいまで入れる「秘密の部屋」(要予約)がある

いい味醸す 女将力

[地下鉄 仙台駅]
VIVA!周平

今年もあとわずか。毎年のことながら1年が飛ぶように早い。今年最後に紹介するのは仙台駅東口から2分ほどのビルの1階にある「VIVA!周平」だ。カジュアルな雰囲気だが、カウンターでは白いかっぽう着を着た女将が迎えてくれる。早速いつもの相方と「今日のオススメ」の白ワインで乾杯。日本ワインが充実しており、和洋取り混ぜたおばんざい料理と合わせて楽しめる。まずはアツアツの「伊達前シチュー」でペコペコなおなかをじんわり温めた。
女将のさゆりさんは系列店の常連だったが、同店社長に「ぜひ女将に」とスカウトされたそうだ。感心していると、「女将は2人いて交代で出ている」とさゆりさん。えっ、どういうこと?店長の小林誠さん(33)が「女主人という意味ではなく、女将はうちのシンボル的役割なんです」と説明する。一人飲みの女性も入りやすいよう、またカウンターの客同士が気軽に会話を交わせるよう「女将力」で取り持つ役目もあるとか。「居酒屋で生まれるコミュニケーションも楽しんでほしい」ということなのだ。
実はここで気になっていたのが「1人シャンパンタワー」というメニュー。グラスを重ねてワインを上から注ぐ、あれだ。ご褒美やお祝いにやってみたいが、勇気が必要かも。
「1人用としながら2段、3段(2杯、3杯)があるのは、誰かにごちそうする分ですよ」と小林さん。ここにもシャイな東北人の居酒屋トークを盛り上げる仕掛けがあった。一組が頼むと店内に連鎖反応が起こることもあるらしい。ぜひ、誰かのそんな場面に出くわしたい(そしてあわよくばご相伴にあずかりたい)と思ったが、そうそう都合よくはいかない。「自分で頼むのがオチだよ」という相方の言葉通り、相方と2人、シャンパンタワーで乾杯しましたとさ。何もないけど前祝い。はぁ~ビバビバ。来年もよろしく。

文/関口 幸希子
写真/佐藤 英

メニューから

おばんざい盛り合わせ1280円(一皿)

1番人気の「やみつきニンジンサラダ」の他、極厚玉子焼、鶏とポテトのカチャトーラ、特製ミートローフなど、その日のおばんざいの盛り合わせ。人数に合わせて品数や量などを調節してくれる(写真の盛り付けは2人用)。この日は他に、牛スジとハチノスの伊達前シチュー、カッパサラダ、ポテトフライなど。飲み物はワイン、日本酒。カメラマンはノンアルコールビール。会計は3人で9010円。

VIVA!周平

  • 宮城野区榴岡2-4-5 原ビル1階
    営/17:30~23:30
      ※日曜・祝日は17:00~22:30
    休/不定休
    ℡022-353-5949

地下鉄 仙台駅 最終電車
【南北線】泉中央駅・富沢駅行 23:59(金曜24:11)
【東西線】八木山動物公園駅・荒井駅行 23:59(金曜24:11)

※価格は商品(1点)の総額 (本体価格+消費税)

女性ライター2人が、仙台市地下鉄沿線を中心に、駅近くのすてきなお店を紹介する連載「酔粋駅近」。
毎月1回掲載予定です。

酔粋駅近