Feature特集

春だから お弁当を作って出掛けよう

2017.05.11号掲載

猫に会いに行く

老若男女を問わず、日本人をとりこにしている猫。飼いたいけれどなかなかそうもいかず、写真や動画で我慢している人も多いのでは。猫好きならやっぱり猫に直接会いたい! 触りたい! 無類の猫好きライターが、宮城県内で猫に会えるスポットを紹介する。(熱・松)

田代島で猫スポット巡り
まず最初に向かったのは、猫で有名な石巻市の田代島。「人より猫が多い」という話を耳にし、無類の猫好きライターは浮き足立ちながら海を渡った。今回案内人として、田代島で撮影した猫の写真を使ったフォトコミックが話題を呼んでいる仙台市在住のブロガー、ねこ太郎さんに同行してもらった。

島に到着後、まずは唯一の休憩所で猫グッズも取り扱うクロネコ堂に向かう。民家の間の細い路地を歩いていると、さっそく猫とご対面。当然飼い猫ではなく野良猫だが、近づいても逃げ出さず、警戒する様子すらなく寝そべって毛繕いにいそしんでいる。そっと手を伸ばすと、なんだか慣れた様子でなでさせてくれた。

一通り猫と戯れてからいよいよクロネコ堂へ。島でしか手に入らないグッズが並んでいた。ねこ太郎さんは「クロネコ堂は2015年にオープンしました。グッズの他に軽食なども販売していて、休憩スペースもあります。以前はこういう店がなかったので、猫に会いに訪れる観光客から重宝されていますよ」と教えてくれた。

グッズもしっかり購入し、再び島巡りへ。猫とすれ違うたび、撮影を始めるねこ太郎さんと猫好きライター。なかなか先へ進めない(笑)。寄り道せずに歩けばクロネコ堂から約30分でたどり着く観光名所・猫神社に1時間も掛かった。

猫が大漁招く 供物はマグロ
島では古くから、猫は大漁を招く縁起の良い生き物と言い伝えられ、神社には「猫神様」を祭り、毎年3月15日にはのぼりを立て、供物のマグロとともに、お神酒を献上する。

「少し前まで猫神社に猫はあまり寄りつきませんでした。私のフォトコミックの主人公の猫、ねこ太郎が神社に顔を出すようになってから、徐々に他の猫も集まるようになりました。観光客が必ず立ち寄るので、食べ物の『おこぼれ』目当てかもしれませんが(笑)」とねこ太郎さん。

猫がフレンドリーなのは、人が猫を祭るほど大切にし、生活に欠かせない存在として共存しているからかもしれない。
※価格は商品(1点)の総額(本体価格+消費税)




ねこ太郎さんのフォトコミックにも登場する「ほくろ」ちゃん。口元のほくろのような模様がかわいらしい


今は1匹しかいないといわれている茶トラ模様の猫。会えたらラッキーかも


田代島で撮影した猫の画像をブログで公開しているねこ太郎さん。猫好きから人気を集め、今年2月にフォトコミック「田代島ねこ便り」(実業之日本社・A5判、112ページ。1200円)を発売した。田代島で暮らす猫たちが繰り広げる、くすっと笑える日常を描いている。全国の書店で販売中。




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