Feature特集

2018.01.18号掲載

着物女子デビュー

和装の男女を見かけることが多かった年末年始。すてきな着こなしに「私も着てみたいな~」と憧れのまなざしを送った人も多いのでは?着物に魅力を感じ始めた今こそ、ワードローブに和を取り入れるチャンス!(よ・巻)

組み合わせ楽しもう


帯や小物で工夫を

「自分で着物を着られたらいいですよね~」としんみりつぶやく編集(巻)と、一応着付けはできるが一向に上達しないライター(よ)。普段着としてさらっと着物が着られる「着物女子」に憧れる2人は、初心者から上級者まで着付けを教える「彩香きもの学院」に足を運んだ。

学院長の渡辺敦子さんは「着物の魅力の一つはコーディネートの楽しさ。同じ着物でも帯や小物で変化をつけると、がらっと印象が変わります」と話す。そこで、1枚の着物を娘(20代)、母(40代)、祖母(60代)が着回すイメージで3パターンのコーディネートをしてもらった。想定する場面は、結婚式や入学・卒業式といったあらたまった席ではなく、友人との食事など気楽なお出掛けだ。

ベースの着物に渡辺さんがチョイスしたのは普段着や街着として着られる紬(つむぎ)。細かい格子柄は遠目には少しおとなしい印象だが、近くで見ると青、白、深緑、オレンジなど、さまざまな色が入っているのが分かる。「色数が多いので帯を合わせやすいんです」

渡辺さんが帯、帯揚げ、帯締めを次々に合わせていくと、あ~ら不思議! 同じ着物が20代向けの組み合わせではパッと若々しくかわいい雰囲気に、40代向けはすっきりとしてモダンに見え、60代向けは品良く粋に見える。驚くほどのイメージの変わりように思わず感嘆の声を上げた。

肝は色の合わせ方

コーディネートのポイントは色の合わせ方だ。「同系色でまとめると優しい感じになり、反対色を合わせると粋な印象になります」と渡辺さん。

「街着の場合、帯が淡い色の時は帯締めを濃く、逆に帯が濃い色の時は帯締めを淡く、とポイントを作ると全体が引き締まっておしゃれに見えますよ」

帯周り以外にも、襟元からのぞく半襟や、裏地、長じゅばんとの組み合わせ、帯の結び方のアレンジなどがあり、ほぼ無限に広がるコーディネートに夢も広がる。次ページでは実際に着物ライフを楽しんでいる人々の声を聞いてみよう。




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