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「買ったばかりのおもちゃなのに、すぐに飽きてしまった」「たくさんおもちゃがあるのに、遊ぼうとしない」。そんなことを気に掛けている人は少なくないのでは。「良いおもちゃ」があれば、子どもと過ごす時間がもっと楽しくなるかも!? ということで、おもちゃ専門店「ユーロバス」を経営する代表取締役の小松林可(こまつ・しげよし)さんに、お薦めの選び方と遊ばせ方を教えてもらった。

成長促すおもちゃ選ぼう

そもそも「良いおもちゃ」って何だろう。小松さんは「安全で丈夫であるという大前提に加え、子どもの成長を促す2つの条件が重要」と話す。

1つ目の条件は、身体の「成長発達の糧となる」こと。例えば「モビール天使」(写真1)は、まだ目がはっきり見えない赤ちゃんの追視力を促す。わずかな風でもバランス良く動く上、色彩も赤ちゃんが見やすいように工夫されている。


オストハイマー社(ドイツ)、6480円


1歳半ごろに活躍するハンマートイ「大工さん」(写真2)は、狙いを定めて杭(くい)をたたくため、集中力がつき、手や手首の動きが発達するそうだ。


ワルター社(ドイツ)、6912円


2つ目の条件は「情緒の発達や想像力を伸ばす」こと。表情の乏しい「ウォルドルフ人形ジルケ」(写真3)は自分の気持ちを反映できる人形だ。


ケーセン社(ドイツ)、1体 2万1384円


「子どもが楽しい時には笑って見え、親に叱られた時は一緒に泣いてくれます。自分の気持ちを共有できる初めてのお友達になるんです」と小松さん。人を思いやったり自分を大切にしたりする気持ちを育むことにもつながるという。遊びに性別は関係ないので、男女問わず人形でたっぷり遊ばせよう。

自然の木をそのまま生かしていて、同じ形は1つもない「お山の積み木」(写真4)は、想像力を育むおもちゃ。積み木はもちろん、家や車、動物に見立てながら遊べる。


ドライブラッター社(ドイツ)、3456円


「ボタンを押すと音が鳴ったり動いたりするおもちゃも楽しいものですが、電池を使うおもちゃはどうしても受け身になりがちです」と小松さん。「子どもが自ら遊びを創造するおもちゃを意識して選んでみてください」

なるほど、子どもは遊びの天才だもんね…と納得したものの、実際に選ぶのはちょっと難しそうな気もする。そこで小松さんに、選び方と遊ばせ方の具体的な注意点も聞いた(下欄)。参考にしてみては。


「おもちゃは子どもの成長に欠かせないものであり、遊ぶことは学ぶことに他なりません。親も一緒に遊べば、子どもの能力は伸びていきます。おもちゃを教育ツールとして見るのではなく、子どもとのコミュニケーションツールとして楽しむことが、おもちゃとの正しい関わり方だと思います。あまり難しく考えず、自分も一緒に楽しもうとする気持ちを忘れないでくださいね」(小松さん)


所/宮城野区苦竹2-6-30 
営/11:00~19:00
休/年末年始、不定休 
問/℡022-702-2196
http://www.eurobus.jp
NPO法人グッド・トイ委員会認定のおもちゃコンサルタントが、月齢や年齢にあったおもちゃの選び方をアドバイスしてくれる。太白区のララガーデン長町に「ユーロバス フルール」、泉区の泉パークタウンタピオに「ユーロバス ノード」もある。

※価格は商品(1点)の総額 (本体価格+消費税)

 


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