Feature特集

2018.06.14号掲載

さあ キャンピングカー日和

最近、道の駅の駐車場などに止まっているキャンピングカーをよく見ませんか。2016年のキャンピングカーの売上金額は365億円を超え、過去最高を記録しているという(日本RV協会WEBサイトより)。年々人気を増しているキャンピングカーについて、名取市の「フジカーズジャパン仙台名取店」を訪ね、店長の鈴木鷹さんに話を聞いた。(岡)


年々高まる需要

「キャンピングカーの需要は年々高まっています」と鈴木さん。シニアや家族連れなど、さまざまなお客が店を訪れているという。

キャンピングカーには、大きく分けて6つの種類があるが、そのうち需要が大きいのは4種類。いわゆる“キャンピングカー”として想像しやすい「キャブオーバーコンバージョン(キャブコン)」、トヨタのハイエースなどのバンをベースにした「バンコンバージョン(バンコン)」、軽ワゴンや軽トラックをベースにした「軽キャンパー(軽キャン)」、車でけん引する「キャンピングトレーラー」だ。

鈴木さんは「それぞれのタイプに良さがあります。用途や利用人数などで選ぶといいですよ」と話す。

レンタルお勧め
レジャーの幅が広がるキャンピングカーは、普通免許でも運転できるのが魅力(一部けん引免許などが必要)。だが、横にも縦にもサイズが大きい分、運転には注意が必要。普通車の感覚でスピードを出してしまうと、横転などの危険が増すからだ。

「フジカーズジャパン仙台名取店」では、常時50~60台を展示している。豊富なラインアップが自慢で、宮城県外からのお客も多いそう。また、レンタカーも3台用意していて、1泊2日のレンタルで料金は5万円程度。鈴木さんも「購入前にレンタルして、使い心地を試してみてください」と勧めている。

キャンピングカーの4つのタイプについて、それぞれの特徴などを鈴木さんに解説してもらった。

居住空間が圧倒的に広い「キャブコン」は、まさに“動く住宅”。天井は、大人でもかがむことなく動き回れる高さがある。リビングも広く、大型のテーブルを囲んでくつろぎの時間を過ごせる。常設ベッドの他、運転席の上部スペースなどにもベッドスペースがあり(バンクベッド)、就寝可能人数も多い。ファミリーユースとして長期旅行やキャンプでの利用に最適だ。
キッチンや冷蔵庫、シャワールーム、トイレなどが常設されているタイプが多く、乗用車に比べ断熱性、防音性が高いのも特徴の1つだ。
他のタイプに比べ、どうしても高価になってしまうのが欠点。購入するのは、シニア層や以前に別のタイプのキャンピングカーを所有していて、キャンピングカーの魅力をよく知っている人が多いのだとか。豪華なキャンピングカーで全国を旅する、といった楽しみ方がお勧めだ。

バンタイプの車をベースにしたキャンピングカー。シートをベッドにする就寝特化タイプや、キッチン、テーブル、シャワーなどを備えた本格タイプなど、さまざまな仕様がある。
また、一見してキャンピングカーに見えないことから1台目のマイカーとして購入し、日常の足として使う若い世代も多いそう。もちろん普通のバンタイプの車と変わらない大きさなので、キャブコンなどが抱える“駐車場問題”も心配なし。さらに、ボディー自体に手を加えないことが多いので、比較的運転はしやすいという。
広いキッチンの使い勝手はいいが、ベッドを出していると使えないなど、キャブコンに比べると居住空間が狭いのが欠点。それでも、小さな子どもがいる家族連れや、夫婦2人での利用なら十分な広さで、快適な旅を楽しめる。

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