Feature特集

2018.07.26号掲載

手軽につくってみよう
甘酒で夏バテ対策

発酵食品や腸内環境を整える「腸活」ブームに乗って、近ごろ注目を集める甘酒。寒い時季に温めて飲む人が多いが、実は夏こそお薦めだという。その訳や、家庭で手軽にできるつくり方と活用法を、達人たちに教わった。(あ)

炭酸・牛乳割り、凍らせてどうぞ

訪ねたのは大衡村にある第三セクター万葉まちづくりセンターの「万葉あまざけ工房」。米麹(こうじ)と水だけでつくる、優しい味わいの甘酒が人気だ。

製造責任者の蕪城文子(かぶらきあやこ)さんは出張講座の依頼があれば、商売抜きで「失敗しにくく、どの家庭でもできる米麹甘酒のつくり方」を教えている。今回も炊飯器やヨーグルトメーカーの代わりに、100円ショップで手に入る発泡スチロール製の保温箱とポリ袋の「湯たんぽ」を使う仕込み方を、紙面で公開してくれた(下の記事参照)。


麹はスーパーや酒販店などで手に入る。米の表面を麹菌がしっかり白く覆ったものを選ぼう。蕪城さんは「風味はお店ごとに異なります。好みの麹を見つけて」とアドバイスする。

夏は発酵に必要な温度を保ちやすい半面、雑菌が繁殖しやすい。容器や道具は清潔に。 できた甘酒は、水や牛乳、豆乳などで好みの濃さに薄めて飲む。「夏は、炭酸で割って少し酢を足すのがお勧め。元気が出ます!」と蕪城さん。

ノンアルコール飲料なので、子どもにはきなこやココアパウダーを加えて牛乳で割ると喜ばれるそう。凍らせるとシャーベットのようになり、夏のおやつにぴったり。フルーツや小豆を交ぜたり、スティックを刺して「棒アイス」にしたりしてアレンジを楽しんで。

甘酒は栄養価が高く、疲労回復や夏バテ対策に効果的。蕪城さん自身も習慣的に飲むことで「疲れにくくなった」と実感。商品を購入するお客さんからも「体力を回復できた」「便秘が解消した」といった声が届くそう。暑さ厳しい夏、甘酒で乗り切ろう!

万葉あまざけ
左から、夏季限定販売の「ブルーベリーあまざけ」(720ml1480円、360ml872円)、亘理町のイチゴを使った「万葉苺あまざけ(濃縮タイプ)」(900ml1382円、360ml799円)、「万葉あまざけ(濃縮タイプ)」(360ml583円、900ml1080円)。ストレートタイプや金箔入りもある。大衡村農産物販売所「万葉・おおひら館」、藤崎本館・宮城県内の各藤崎店、仙台三越、その他の酒販店、通販サイトで販売している
※価格は商品(1点)の総額(本体価格+消費税)
2ページにつづく

特集