Feature特集

2018.08.09号掲載

丸ごと楽しむ 仙台空港

間もなくお盆。旅行や帰省で空港がにぎわう時季です。「どうせ乗る機会がないし〜」と言っている、そこのあなた! 仙台空港で飛行機に乗らずとも楽しめる教室や見学ツアーが開催されているのをご存じですか。空港の裏側探検や航空機誘導教室など盛りだくさん。今回は、宮城県の観光PRキャラクターを描いた「むすび丸ジェット」を運航するIBEXの「航空会社のお仕事紹介」にお邪魔した。楽しいおみやげや必食グルメもご紹介。(宇)

航空会社のお仕事体験

本物のカートを使い、細川さん(左)と一緒にドリンクサービス

先生はパイロット

会場となる仙台空港の会議室には、名取市と姉妹都市になっている和歌山県新宮市の小学5、6年生と中学2年生の計10名が集まった。現役キャビンアテンダント(CA)の細川香澄さんによる「空の旅へご案内します」という機内アナウンスさながらのあいさつで航空教室はスタートした。

パイロットの山本和輝さんが格好いい制服姿で現れると、子どもたちは少々緊張の面持ちながらも、目を輝かせ始めた。

飛行機やその仕組みをクイズ形式で楽しく学び、笑い声が上がる。パイロットの仕事の一つ、飛行ルート作成を行った中学2年の男子は「難しい。パイロットはすぐにルートを考えてすごいです」と驚いた様子だった。


緊急用ライフベスト装着を体験


「CAってすごい」

女子たちはCAと同じエプロンとスカーフを身に着け、機内でのドリンクサービスに挑戦した。小学5年生は「カップに飲み物を注ぐのに決まりがあって大変」とはにかむ。中学2年生は「自然と上品な動きができてすごい」と手本を見せてくれた細川さんの美しい所作にうっとり。

最後に、整備士の柏木美紀さんが飛行機の車輪を持ち込んで、フライトを支える整備の仕事を紹介。子どもたちは、自分の身長の半分近くの大きな車輪に触れて、「大きい」「重い」と目を丸くしていた。

「皆さまのまたのご搭乗を社員一同、心よりお待ちしています」のアナウンスで約90分の教室は終了。「飛行機の魅力を聞くことができて良かったです」と子どもたちは充実の表情を見せた。

教室が終わった後も、制服姿のパイロットやCAと並んで、スマートフォンで記念写真を撮ってはしゃいでいた。


最後はみんなで記念撮影

小学生以上で、学校や町内会などおおよそ10人以上の団体が対象。見学内容によって、対応可能人数が変わる。参加無料。平日のみ実施する。航空会社の仕事紹介のほか、普段立ち入れない駐機場や運航管理室の見学、近くの航空大学校見学のコースもある。希望日の1~3カ月前の申し込みが必要。繁忙期など対応できない場合もある。


2ページにつづく

特集