Feature特集

2018.09.06号掲載

9月10日は牛たんの日
牛たん食べに行こうよ!

毎年9月10日は9(ぎゅう)と10(テン)で「牛たんの日」だってこと、ご存じでした? しかも今年は、日本記念日協会が認定登録した節目の年。地元で愛され観光客にも大人気の仙台名物、牛たんにぎゅぎゅうっと迫ります。(よ)


仙台名物盛り上げたい

振興会が観光客向けに毎年作成している「牛たん焼きお店マップ」。各店の自慢のメニューや所在地が一目で分かる


お店マップ作成
観光客にアピール


「地元の人にも牛たんを気軽に食べてもらえるような取り組みを広めたい」と話す大川原会長

話を聞いたのは「味の牛たん 喜助」の社長で「仙台牛たん振興会」の会長を務める大川原潔さん。大川原さんが振興会を作ったのは2002年。きっかけはアメリカ産牛肉の牛海綿状脳症(BSE)による風評被害だった。BSE問題へ共に立ち向かおうと同業者に声を掛け、最初は4社で結成。現在は19社加盟する。

会の主な活動の一つに「牛たん焼きお店マップ」作りがある。観光客へのアピール強化のために2002年から毎年作成し、ホテルや観光案内所などで配布している。今年のマップを見てびっくり! 牛たん店は仙台市中心部だけで90店舗を超える。「牛たんの街・仙台」を改めて実感する数だ。

記念日にサービス
店で気軽に食べて


「牛たんの日」の誕生は2006年にさかのぼる。当時、振興会は仙台名物の牛たんを盛り上げようと活性化策を模索。「若い人たちの考えを」と宮城大事業構想学部事業計画学科の学生たちに意見を募ったのが発端だったそう。「ゼミで出た『9月10日を牛たんの日にしては』というアイデアを採用させてもらったんです」(大川原さん)

その後、牛たんの日に合わせて各店が独自のサービスを展開したり、「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」で振興会主催の牛たん焼きブースを設けたりして、認知度アップを図ってきた。そして今年、日本記念日協会が9月10日を「牛たんの日」として認定登録。牛たんの日は晴れて全国区になった。

観光客から大人気の牛たん。だが、大川原さんは地元の人の「牛たん離れ」に危機感を覚えているという。「1人前が1000円もしない頃、牛たん定食はサラリーマンの昼食でした。今の価格ではそうも行かず心苦しいですが、牛たんの日は何らかのサービスをして仙台名物の牛たんを盛り上げていきたい」と意気込みを話していた。

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