Feature特集

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猪〜楽しい

イノシシの話

お次は、お正月らしくみやびなイノシシの話題を。そして、やっぱり外せない「おいしいイノシシ」のお店も紹介します。
※価格は商品(1点)の総額(本体価格+消費税)


「亥」で新年優雅に

茶道でも年末年始は干支(えと)との関わりが深くなる。古美術・茶道具を扱う「金源堂(かねげんどう)」の金ヶ崎政伸さんによると、翌年の干支を意匠にした茶道具がそろうのは、11月ごろから。店頭にはイノシシをデザインした抹茶茶碗や香合、袱紗(ふくさ)、扇子などが並び、図柄も多彩で見ているだけで楽しい。

「イノシシには子孫繁栄や猪突猛進といったおめでたい意味が込められます」(金ヶ崎さん)。また、神社仏閣で見られるハート型の装飾「猪目(いのめ)」は、文字通りイノシシの目玉の形を模したもので、魔よけや福を招く意味合いもあるのだとか。

干支の道具は年始の稽古や茶席の他、年末にも使われる。「送り干支」と言って行く年に名残を惜しむそう。余韻を大切にする日本らしい習わしだ。

茶道具と聞くと、さぞ高価なのではと思いがちだが、中にはお手頃な価格のものも。「茶碗や香合は飾っておくだけでかわいらしいですし、縁起物の干支が身近にあると、気持ちが豊かになるのではないでしょうか」と金ケ崎さん。お茶を習っていない人にも気軽に取り入れてほしいと話していた。

 


 


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