Feature特集

2019.04.25号掲載

GWのおうち遊び

今年はこれまでにない長〜いゴールデンウイーク(GW)。楽しいお出掛けの合間に、おうちで過ごす時間を作ってはいかが? いつもは時間をかけられないことや、手を出せないことに挑戦するのにも絶好の機会。お薦めの「おうち遊び」を、ウイークリー編集部がやってみた! (よ)

休日と聞いてまず頭に浮かぶのは、お気に入りのカップに注いだコーヒーを片手に、まったりとくつろぐワ・タ・シ♡。特別なお休みに味わうのにぴったりのコーヒーはないかしら、と青葉区大町の「珈琲豆屋ベートーベン」へ足を運んだ。

癒やされる味わいのコーヒーでお薦めは?と店主の石濱啓史さんに聞いてみると「コーヒーの味の好みには個人差がありますからね。最終的にその人が飲んでおいしいと思えばいいんですよ」とにっこり。「大事なのは質が良く鮮度のよい豆を入手すること」と石濱さん。それを前提とした楽しみ方を提案してもらった。

オリジナルのドリップバッグがずらり。ドリップバッグも入れ方で味が違ってくるとか

単一品種試して

「普段ブレンドを飲むことが多い人は、単一品種を3種類ほど用意して比べてみても面白いと思います」。例えば、ブレンドのベースとして代表的なブラジル、コロンビア、マンデリンなどだ。「マイルドテイストでリッチ感があるコロンビア」など、品種の特長を知ればブレンドを飲んだ時に「これはコロンビアの良さが引き立ったブレンドだな」などと通っぽく楽しめそう。また、コーヒーは農産物なので、同じ品種でもエリアや製法の違いで風味が異なるそう。そこまで味の違いを楽しめたらもう達人レベル。さらには使用する水の硬度によっても違いが出ると石濱さん。硬水でコーヒーを入れると、苦味が引き立つ味わいになるという。「水の硬度が高いヨーロッパの場合、ばい煎はほとんどが深煎(い)り。苦みのある重厚な味わいを楽しめるよう、煎りを強くするんです」との話に、なるほど~と納得した。

こつはシンプル

豆や水を変えてコーヒーを楽しむ方法を教わったところで、石濱さんが「ちょっとこれを飲んでみて」と2つのカップを持ってきた。一方はまろやかで、もう一方はすっきりした風味。コーヒー豆の品種が違うの?と思ったら、なんと両方同じと聞きびっくり! 「どちらもうちの『カイザーブレンド』です。コーヒーメーカーで素早く入れるのと、ハンドドリップで湯を細く落としてゆっくり入れるのとでは味わいが違ってきます」。これもどちらかが正解ではなく、その時の気分や好みで選んで、とか。

こつはシンプルだが、極めるほどに深いコーヒーの世界。時間と気持ちに余裕のあるGWをきっかけに楽しんでみては。

 


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