Feature特集

2019.06.27号掲載

暑い夏に備えよう

夏本番を前に、暑い季節を快適に過ごすためのテクニックを、各分野のプロに教えてもらおう。まず訪ねたのは、ピラティスマスタートレーナーの壹岐友紀さん。この時季に気になる体調不良の予防や解消法をアドバイスしてもらった。(菊)


夏バテの原因の1つとなるのが、冷房の効いた屋内と、暑い屋外との気温差による自律神経の乱れ。全身の機能を整える自律神経が乱れると「体がだるい」「食欲がない」「おなかの調子が悪い」「落ち込む、イライラする」「眠れない」などの症状が出やすくなる。

「自律神経は背骨を刺激することで整えられます」と壹岐さん。「ピラティスは背骨や骨盤、内臓を支える筋肉にアプローチし、重力に負けない縦に伸びる身体を作ります。夏バテで疲労がたまると背骨が重力に負けてしまいがち。これをリセットして、背骨の配列を整えることが、自律神経のバランスをより良くすることにも役立ちます」と説明する。

具体的なエクササイズとして「ショルダーブリッジ」と「ロールダウン」を教えてもらった。首から腰までの背骨を構成する一個一個の骨を動かす意識で取り組むのがポイント。

また壹岐さんは、内臓を冷やさないよう、水などを常温のままで飲んだり、睡眠の質を高めるため、お尻の上の「仙骨」を寝る前に温めたりしている。袋に入れた温タオルなどを仙骨の下に敷き、あおむけになるだけでリラックスできる。

好きなアロマオイルを数滴垂らした水にタオルを浸し、絞って冷蔵庫で冷やすのもお勧め。「顔や首を拭くとすっきりし、お客さまや家族に喜ばれます。運動だけでなく日常生活も楽に気持ち良くなるよう工夫して、夏を乗り切りましょう」

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