Feature特集

2019.08.01号掲載

夏を彩る
ぷるるんゼリー

ゼリーは夏の代表的なスイーツの一つ。透明できれいな見た目が写真映えするとSNSでも人気を集めている。どうしてあんなにきれいでおいしいのだろう…。ふと素朴な疑問を抱き、宮城をはじめ東北6県の個性的なゼリー商品を調べてみた。(熱)
※価格は商品(1点)の総額(本体価格+消費税)

シャインマスカットトルテ

「フルーツインゼリー」は1本486円

老舗青果店「いたがき」の7月末〜8月末の期間限定商品「シャインマスカットトルテ」は、皮ごと食べられる種なしのブドウとして、今大人気のシャインマスカットをふんだんに使ったゼリー仕立てのデザート。ホールで作り、ケーキのようにカットして販売。ケーキ型にすることで、ごろごろと入ったシャインマスカットの断面がより立体的に見え、存在感がアップしている。一房購入するには少々高価なシャインマスカットの魅力を、手頃な値段で広く伝えるために考案された。5、6年ほど前に商品化されて以来の人気商品で、リピーター客も多い。


いたがきの代表的なデザートといえば、「フルーツインゼリー」も外せない。登場したのは2002年。いたがきでデザートの製造・販売が始まった際、主力商品として考案された。ゼリーにすることで、いたがきが一番PRしたい「果物のおいしさ」をダイレクトに伝えられる。

いたがき本店


イチゴやメロンなど果物を主役にするため、ゼリーはレモン果汁だけでほんのり味付けしたシンプルな作りだ。果物の果汁がゼリーに溶け込み、さらにゼリーの糖分を果物が吸い込むことにより、相乗効果でおいしく仕上がっている。定番はミックスとシトラスの2種類。その他、季節限定商品もあるので、ぜひ味わってみて。

本店以外では、仙台三越店、ITAGAKI DESSERT KITCHEN(エスパル東館2階)、FruitFull ララガーデン長町店、ITAGAKI CAKE SHOP(SELVA内)でも購入できる。


メン子ちゃんミニゼリー

宮城県民に昔から愛されている「メン子ちゃんミニゼリー」は、小さなカップに入った一口サイズのフルーツゼリー。味はイチゴ、リンゴなど5種類ある。実は加美の菓子製造・販売会社「アキヤマ」が生みの親だ。東北6県にプラスして新潟県、関東の一部店舗で販売されている。

1981年に発売した当初はポーション型の小さなカップに入ったゼリーはまだ珍しく、そのかわいらしい見た目から人気に火がついたという。アキヤマの独自レシピで、ぷるんとした食感を実現。さらに、ふたを開けた瞬間に果物の香りが分かるように香料を調節し、濃厚な味わいが楽しめるようにした。

取材では、佐藤和浩営業本部長に工場を案内してもらい、製造の過程を見せてもらった。


カップにゼリーの原料を詰める

カップにふたを付け、熱殺菌、冷却作業へ進む


「東北の人なら、みんな『小さい頃、弁当のデザートとして入っていた』『おばあちゃんに買ってもらって食べた』といった懐かしい思い出がある。これからも変わらず愛される商品としてPRしていきたい」と意気込む。

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