Feature特集

仮想空間を用いて、普段見ることができない建物の仕組みや構造が学べる
「ハイムユニットVR体験」コーナー

2019.09.12号掲載

ショールームに
出掛けてみま
show

新築やリフォーム、修繕の予定が間近に迫っていないと、なかなか足を運ぶことがない住まいのショールーム。ちょっと敷居が高いイメージがあることは確か…。でも、ショールームには住まいを快適に楽しくする最新情報が詰まっているはず。そんな好奇心で、仙台市中心部のショールームをのぞいてみた。(せ)

タブレット端末を使ってAR体験。14階からの眺望も楽しめる
太陽光発電システムと蓄電池が停電時に発揮する効果を紹介する「スマートハイム体験」

基本の‘き’を学ぶ

最初に訪れたのは、JR仙台駅の北隣、仙台マークワンビル14階にある「セキスイハイムミュージアム仙台」だ。住宅メーカーのセキスイハイムが全国13カ所に展開する体感型ショールームで、仙台はこの4月にオープンした。仙台駅からすぐの立地と、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の最新テクノロジーを使った体験が話題を呼び、週末を中心に予約でいっぱいの人気だ。

「家を建てるとしたらどんな家を選べばいいのか。検討し始めた方に基本的な家造りの考え方から楽しく学んでもらえます」と話すのは副館長の齋藤圭輔さん。コーナーごとに区切られた1時間ほどの行程の案内役を務めている。

まずは自然災害が住宅に与える影響を知るコーナーからスタート。地震はもちろん、台風や大雨など異常気象は大いに気になる。家族を守り、長く安全に暮らせる家とは。家造りの視点を改めて考えた。

木造住宅や鉄骨軽量住宅などの作られ方やメリット・デメリットなどの説明も聞いた。セキスイハイムの家造りは、現場で一から建築する方法ではなく、独自のユニット工法と呼ばれる工場生産だ。高層ビルにも用いられる高強度ユニットを精密に組み立て、長く強く、快適でエコな家ができるという。

工場内をのぞき見

ここで、VR用のゴーグルをかけ、実際の工場の様子を見学体験。ぐるり見渡せば、広く明るい工場で働くおじさんたちの姿をのぞき見した気分だ。ARでは、タブレット端末を使い、眼下の仙台駅周辺の景色に、降雪や台風の状況を重ねて見る。家族連れの子どもが飽き始める(であろう)絶妙のタイミングで楽しめる。

終盤は家の「先進性」を考えるコーナーだ。今度はAI(人工知能)が登場し、室内の家電の動作をコントロール。政府が進める断熱・省エネだけでなく、エネルギーをつくり出して消費をゼロにする住宅「ZEH(ゼッチ)」に対応したスマートハウスを紹介する。

「セキスイハイムは60年持つ住宅性能。未来を見据えた家造りに取り組んでいます」。VR工場見学体験付きで家造りの基本や企業哲学も楽しく学べる。未来の住宅を知りたい人もぜひご体験あれ。

地球温暖化のリスクについてパネルで説明する齋藤さん

建物の構造別にメリット・デメリットを説明するパネル

ゲームなどで、ミリ単位で正しく家を造ることの難しさを体感


 

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