Feature特集

2019.10.24号掲載

見どころ グルメ
一関満喫の旅

木々の葉も色づいて、お出掛けするのが楽しい季節になりました。今回は、仙台から少しだけ足を延ばして一関市へ。ライターが美しい景色に癒やされ、おいしいものでおなかを満たしてきた、大満足の「一関一日旅」を紹介します。(岡)
※価格は商品(1点)の総額 (本体価格+消費税)

秋は紅葉が魅力的な猊鼻渓

日本百景の一つに数えられる猊鼻渓。一関市内を流れる砂鉄川が石灰岩を侵食してできた渓谷で、その長さは2kmにもわたる。名物は、船頭が竿1本でかじを取る舟下り。ライターは取材で何度も猊鼻渓を訪れていながら、舟下り未経験。わくわくしながら舟に乗り込むと、平日の昼間ながらほぼ満席。客の半数ほどが台湾からの旅行客だったこともあり、船頭の佐藤勝英さんは英語も交えながらあいさつ。ゆっくりと舟を出す。

水面は静かで気持ちがよい風が吹く


佐藤さんが、軽妙なトークを交えながら、奇岩怪岩について解説をしてくれる。途中にある毘沙門窟では、船上からさい銭を投げ込むことができ、お金がさい銭箱に入るとシャリーンという、涼やかな鐘の音が響く。

軽妙なトークが魅力の船頭・佐藤さん


舟着場で販売している運玉と絵馬
穴へめがけ運玉を投げる

30分ほどで折り返し地点となる「三好ヶ丘舟着場」に到着。ここでは上陸できるので、しばし散策。少し歩くと絵馬とともに「運玉」と呼ばれる素焼きの玉が売られている。この運玉を大猊鼻岩の穴へ投げ、見事入ると幸運に恵まれるとか。早速ライターも挑戦したが…失敗。運玉は運や恋、愛など10種類あり、お土産にもお薦め。

再び舟に乗り込み、佐藤さんが歌う「げいび追分」を聞きながら舟の発着場へと戻る。約90分の舟旅では、太陽の光が反射してキラキラと輝く水面、エサを目的に舟を追いかけてくるカモ、水中で優雅に泳ぐコイ…と、まるで美しい絵画の中にいるような感覚が楽しめる。こんな近くに、こんな素晴らしい場所があったなんて。紅葉が美しいこれからの季節はもちろん、こたつ舟で雪景色を楽しめる冬にも再訪したい。


猊鼻渓舟下り
所/一関市東山町長坂字町367
営/8:30~16:00(季節により変動)
休/無休
料金/大人1800円、小学生900円、3歳以上200円
予約・問/げいび予約センター ℡0191-47-2341
※台風19号の影響あり。詳細はWEBサイトで確認を



ライターが選んだパンプキンと紫芋のダブル

一関市を訪れたなら、必ず立ち寄りたいのが手づくりジェラートの店「ポラーノ」。「湯田ミルク」の愛称で親しまれている「湯田牛乳公社」(岩手県西和賀町)の牛乳を使用していて、ポラーノのオーナーである菅原利彦さんは「牛乳がおいしいから、おいしいジェラートができるんです」と話す。


常時20種類ほどのジェラートを用意している


常時20種類ほど用意しているジェラートには、基本的には地元の果物や野菜を使用。バニラなどの定番メニューの他、季節限定フレーバーも用意。この秋のお薦めは、地元で取れる「南部一郎かぼちゃ」を使ったパンプキン。糖度が高く濃厚な味わいを楽しむことができるそうだ。取材当日、ライターはパンプキンと紫芋のダブルをチョイス。しっかり素材の味がしながらも、クリーミーな舌触りと濃いミルクの味わいが絶妙。季節を問わず、行列ができるのも納得だ。


ポラーノ
所/一関市厳美町 入道178-3
営/10:00~17:00
休/年末年始
料金/シングル300円
   ダブル350円
問/℡0191-39-2272




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