Feature特集


2019.11.28号掲載

スキー、スノボのあとは

グルメ満喫おなか満足

山々が雪化粧を始めれば、いよいよスキー&スノボシーズンの到来。「今シーズンは山に何回行けるかな」と、スケジュール帳とにらめっこしている人も多いのでは。食いしん坊な編集部員Kとライターは、ゲレンデ情報…ではなく、ゲレンデ帰りに軽く小腹を満たせるスポットをリサーチした。新作ウエアのトレンド情報も要チェック。(あ)


シーザーサラダジェラートはシングルカップのみ(550円)


国道47号沿いのピンク色の建物は、地元野菜をふんだんに使った斬新なジェラートで話題の「なるこりん」。店主の大澤英里子さんは、数々の賞を受賞する実力派だ。

新作「シーザーサラダジェラート」は驚くなかれ、シーザードレッシングをジェラートにし、レタスとかりかりベーコン、黒こしょう、バゲット、オリーブオイルを添えた「食事系」ジェラートなのだ。雪のような純白のジェラートを口に含むと、ガーリックや玉ねぎ、チーズの香りが鼻に抜け、最初は脳が少々混乱する。でもおいしい、止まらない。バゲットに乗せ、オリーブオイルをかけるとさらに風味がアップ。野菜はもちろん、卵や牛乳、ベーコンまで、ほとんどの材料を地域の信頼する生産者から仕入れるこだわりぶりだ。

さまざまな味のジェラートが並ぶ
(道の駅店)

地元で生まれ育ち、専門学校卒業後に上京した大澤さん。東京で8年働いたが、体調を崩した時、地元の野菜や米を食べ、温泉にゆっくり浸かるうちに心と体の元気を取り戻したそう。そんな経験から帰郷を決意。地元の魅力に気付き、魅力を自分らしく伝える方法を模索してたどり着いたのがジェラートだ。野菜ソムリエの資格を取得し、大崎地域の生産者と積極的に交流してつながりを作り、商品作りに生かしている。

「とみちゃんかぼちゃのかぼちゃキャラメル」と「サツマイモとほうじ茶の晩秋デザート」のダブル



■鳴子店
大崎市鳴子温泉字要害38
営/10:00~18:00
※土・日曜、祝日のみ営業。臨時の営業日があるので、「なるこりん」のフェイスブックで確認を
■あ・ら・伊達な道の駅店
大崎市岩出山池月字下宮道下4-1
あ・ら・伊達な道の駅内
営/10:00~18:00
休/無休(営業時間、店休日とも道の駅に準ずる)
※ジェラートはシングル450円、ダブル600円。「シーザーサラダジェラート」は、鳴子店で1月末まで常時、道の駅店では12月末まで不定期に提供。詳細は問い合わせを
問/℡070-2438-4947(道の駅店)




「栗だんごセット」(430円)。持ち帰り用は2個入り380円、5個入り800円

続いて、鳴子温泉名物「栗だんご」の元祖とされる「餅処 深瀬」を訪ねた。平日にもかかわらずひっきりなしにお客さんが現れ、取材中に栗だんごが売り切れるほど。

店内で食べる用も持ち帰り用も、温かい作りたてを出してくれる。名前は「だんご」だが、実はお餅だ。きめ細かで柔らかく丸いお餅の中に、ゴロンと大きな栗の甘露煮。黄金色に輝くみたらしあんが、とろ~りたっぷりかかっている。甘味が上品でしつこくない分、栗の風味が際立つ。2個入りをあっという間に平らげてしまった。


老舗ののれんを守るのは、三代目の深瀬健さん。毎朝4時から餅をつき、一つ一つ手作りする。添加物を一切使わないので翌日には餅が硬くなり、日持ちは当日限り。賞味期限を延ばしてほしいとの要望は多いが、「昔から来てくれるお客さんのためにも、作り方と味は絶対に変えられない」。自分の目と手が届く範囲で商売をしたいと、店での直売とホテルを通した予約販売に限っているそう。

JR鳴子温泉駅近くに立つ店舗


ところで、「餅処」の看板を掲げながら店内にはケーキのショーケースがある。東京や仙台で修行し帰郷した長女のいず美さんが、パティシエとして腕を振るっている。チーズケーキやショートケーキ、シフォンケーキなど種類豊富で、季節限定品も。人気の「安納芋のコロネ」は12月末ごろまで販売している。

人気の「安納芋のコロネ」は12月末ごろまで販売

大崎市鳴子温泉字湯元24-2
営/8:00~18:00
休/不定休
問/℡0229-83-2146


 

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