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2017.09.21号掲載

初めて・久しぶりでドキドキ
離乳食の注意あれこれ

赤ちゃんが5、6カ月ごろになったらいよいよ離乳食が始まります。初めて離乳食をあげるママは不安で、何をどうあげてよいか迷う人も多いのでは。今回は仙台市地域活動栄養士会の皆さんに、離乳食で注意することを教えてもらいました。


母子手帳の数字
あくまで「目安」

赤ちゃんの消化器官は未熟なため、段階を経て幼児と同じように食べられる練習をしていきます。それが離乳食です。一般的に、初期(生後5、6カ月ごろ)、中期(7、8カ月ごろ)、後期(9~11カ月ごろ)、完了期(12~18カ月ごろ)の4つの段階の目安があります。

基本的な進め方や量は、母子健康手帳や離乳食の本などに書いてある通りです。その量をきっちり計って食べさせようと頑張っているママもいますが、あくまでも進め方や量は「目安」。赤ちゃんの成長には個人差があるので、そしゃくや消化の様子をよく見ながら、その子に合わせて焦らず進めていきましょう。

逆に2人目、3人目のママの場合、離乳初期の段階を飛ばしてしまったという話も聞きますが、なるべく段階を踏むことは忘れずに進めて欲しいです。


勝手な判断 禁物
家族で情報共有を

アレルギーに対する情報が以前より多く得られるようになり、不安のあまり離乳食を先へと進められないママも増えています。心配な場合は、自己判断せずに医師に相談してください。時期に応じた新しい食材にトライするのは赤ちゃんにとって大切なこと。機嫌と体調が良いときに、小さじ1杯程度からあげてみましょう。ただ、離乳食期には注意しなければならない食材があるので覚えておきましょう(※1)。

また、「お刺し身は何歳から大丈夫ですか」という質問も多く寄せられます。明確な線引きはないものの、3歳ごろまでは控えた方が安心です。また、水道水は1歳ころまでは煮沸しましょう。大人が飲むミネラルウオーターも赤ちゃんにとって安心とは限らないので、「赤ちゃん向け」として販売されている水を選ぶのがお勧めです。

例えば、大人の感覚で「これは体に良い食べ物だから赤ちゃんにも大丈夫」という判断はしないように気を付けたいところ。ママだけでなく、赤ちゃんと食事の時間を一緒に過ごす家族と情報共有できるといいですね。

※1
不安な離乳食作り
工夫次第で楽に

イラスト・サトウヨーコ

特に初めてのママは、離乳食作りは手間がかかり面倒だと思うかもしれません。しかし、大人の食事と赤ちゃんの食事を切り分けて考える必要はありません。理想的なのは、毎日のご飯の仕度が赤ちゃんの離乳食作りにもなること。

大人用の食事を作る際に少しずつ食材を切り分けておく、味噌汁に味噌を入れる前に野菜を取り出してつぶし離乳食にする、など。後期なら大人の食事を取り分け、お湯で洗って濃い味付けや油を落とし小さく刻んでもOKです。

親が食べない食材は赤ちゃんにも食べさせなくなってしまいがち。まずは家庭の食卓がバランスよく豊かであることが大事ですが、難しいときは市販のベビーフードを上手に利用しましょう。ママが苦しくならないよう気負わず、工夫しながら楽しんで取り組んでください。



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