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2018.02.22号掲載

きれいな部屋で勉強しよう
子どもの整理整頓術

もうすぐやって来る入学・進級シーズン。散らかりがちな子ども部屋をきれいにしたいけれどなかなか維持できないと悩んでいる家庭のために、整理収納アドバイザーの阿部葉子さんと植木香さんがアドバイスします。整理整頓のこつをつかんで、新学期を気持ちよく迎えましょう。


 片付けやすい仕組みを 

阿部さんと植木さんは小学生2人を育てるママ。親子で決めた片付けのルールを実践しているそうで、「子どもが物を使いやすい仕組みを作ると、片付けの習慣が身に付きます」と話します。

「さっそく実践してほしいことが2つあります。1つは必要以上の物を置かないこと。もう1つは物の定位置を決めることです」と植木さん。

どうしても物を捨てられない人は、使用頻度によって「1軍」と「2軍」に分けて保管してみては。2軍の物は使わないと認識できれば手離しやすくなるはずです。

▲前面の仕切りがないファイルボックス(写真手前)。奥の白いボックスはファイルを出し入れしにくい

持ち物を絞ったらそれぞれの置き場所を決めます。お菓子の空箱で仕切りを設けたり、ラベルを貼ったりして、定位置に戻すことを習慣付けましょう。机の上には勉強に関係のない物を置かないようにします。

動線はシンプルにして、できるだけ動きを減らすのもポイント。「例えばファイルボックスは前面に何も付いていない物がお薦め」と阿部さん。ボックスの前に仕切りがあると出し入れする時の動きが増えるので、片付けが面倒になることがあるそうです。

 子どもの自立支えよう 

阿部さんと植木さんは「片付けの習慣付けは子どもの自立を促すので、ぜひ取り組んで」と口をそろえます。「親はきれいにすることに執着せず、判断力が身に付くように支えてあげてください。多少散らかっていても『ここまでできればOK』と大目に見る心の余裕も必要です」

仕組みを整えて「できたらほめる」を繰り返すと、やる気と自信が出てきます。「何回言っても片付けない」と悩んでいる人は、子どもの生活環境を見直してみませんか。



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