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2018.07.05号掲載

夏の川遊び
安全に楽しく

涼を感じ、生き物の観察もできる川遊びは、親子で夢中になれる夏にぴったりのレジャー。広瀬川で体験プログラムを開催し、川の魅力と役割を伝えるNPO「カワラバン」(仙台市)の菅原正徳代表に、安全に楽しむためのポイントを教わりました。

流れ、深みに注意

青空が広がった土曜日、広瀬川中流の河原にパパ2人と小学4年生3人が集まりました。「川遊びには危険もあるので、準備をしっかりして事故を予防することが大切です」。菅原さんから服装などの注意点(表参照)を聞き、ライフジャケットを着用します。

支度が整ったところで早速、川へ。初めに歩く練習をします。「冷た~い」「うわっ、滑る!」。川底にごろごろしている石の上は想像以上に滑り、子どもたちから驚きの声が上がりました。「大きい石は動くこともあるから注意して」と菅原さん。プールと違って、川には流れや急に深くなる場所があることも確認しました。


歩くのに慣れてきたら、生き物観察をスタート。「足元の石をひっくり返して持ち上げてみよう」。菅原さんが手に取った石には、カゲロウの幼虫が。爪の先ほどの大きさです。よく見ると、アユが藻を食べた跡もありました。


「魚が生きるには何が必要だと思う?」。「餌」「水」。菅原さんの質問に子どもたちが答えます。「そうだね、あとは隠れ家がいるよ。魚が隠れそうな石や茂った草の陰を狙うと、魚がいるはずだよ」。アドバイスをもらって子どもたちが魚捕りにチャレンジすると、モクズガニやスジエビ、アブラハヤなどがたも網に掛かりました。

目を離さないで

菅原さんはパパたちに「子どもが夢中になって深い方へ進んでしまわないよう、目を離さないで」と注意を促しました。


最後に捕った生き物を観察用の水槽に入れて、横から下から眺めます。「ヨシノボリはおなかに吸盤のようなものが付いているよ」「見せて!」とにぎやかな声。観察後は全て川へ返して、体験を終了しました。



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