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2018.09.27号掲載

親子で楽しむ ミニ四駆

1980年代と90年代に子どもたちの間で大流行したミニ四駆。2012年にメーカーの「タミヤ」が全国大会を再開して第3次ブームが起こり、最近では親子で楽しむ人が増えているそう。親子でレースに参加するうちに、趣味が高じて専用コースのある「ホビーショップ ヨンクス」を開いた、店長の佐藤裕之さんにその魅力を聞きました。


手作りに大きな達成感

ミニ四駆の魅力は、自分で車の模型を組み立て、いかに猛スピードで走らせるか知恵を絞り、工夫すること。「最近は既製品のおもちゃで遊ぶ子が多いですが、自分の手で模型を作り上げる楽しさを味わってほしい」と佐藤さん。

車体キット(1080円)の組み立てに初めて挑戦するとしたら子どもだと1時間以上はかかるそうですが、それだけに出来上がった時の達成感も大きいそう。

改造に知恵絞る

公式大会へ向けて自作マシンの調整に来ていた小学1年生の隼大(はやた)君⑹は、ミニ四駆歴半年。難しいパーツを除き、ほぼ一人でマシンを作り、「プレートとモーターを改造して強化した」と言います。

カッターナイフやニッパーを使ったことがない子の場合、「親が一緒に組み立てることで、コミュニケーションが図れますよ」と佐藤さん。

店内には貸し出し用のマシンがあり、ミニ四駆初心者という兄弟がサーキット走行を初体験していました。モーターの電源を入れてマシンをスタート位置に置くと、あっという間に全長約100㍍のコースを走り抜けていきました。

レースに負けて悔しがる弟に、佐藤さんは「乾電池の残量が少し違うだけでスピードが変わるよ。乾電池を交換してみよう」とアドバイス。マシンの幅や重心位置が数ミリ違うだけで差が出るそうです。勝負に負けたら次はどうしたらいいかと考え、工夫を凝らすのがミニ四駆の面白さです。

大会に出たければ改造する必要があり、それによって最初のマシン選びも変わってきますが「まずは、自分が格好いいと思うデザインを選ぶといいですよ」(佐藤さん)。

喜び、悔しさ共有

仙台で年1回、開かれる公式大会には例年1000人近い愛好者が駆けつけるそうですが、その8割が大人。佐藤さんは「もっと子どもに親しんでほしい。親子で作ったマシンで、負ける悔しさや勝つ喜びを共有してほしい」と話しています。

 


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