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2019.01.17号掲載

投稿特集+α
わが家の風邪予防&対策

寒い日が続きます。周囲に風邪ひきが増えていませんか?読者の皆さんに「わが家の風邪予防&対策」をお聞きし、現役保育士さんにも保育園での取り組みを教えてもらいました。皆さんの知恵を寄せ合って「NO風邪」を目指しましょう!

 

教えて! 保育園の「奥の手」

子どもたちが集団生活をする保育園。この時季どんな予防策をしているのでしょう? 仙台市青葉区の朝市っこ保育園の渡部佳子園長にお話を聞きました。

お口の乾燥注意

園では、ゼロ歳児から乳幼児を預かっています。風邪予防で心掛けていることの一つは「鼻呼吸ができるようにすること」だとか。

口や喉が乾燥すると風邪ウイルスが増えたり、喉が痛くなったりしがち。口を閉じ、唾液を出すことも立派な予防策です。煮干しなどのおやつを出して「かむ」ことを増やし、唾液が多くなるよう心掛けているそうです。

こまめに水分補給をすることも大切で「まだうがいができない子どもたちがいて、水分を取って口や喉が清潔になるようにしています」(渡部さん)。顔遊びや手遊びで「いー」や「うー」という口の形を作って表情筋を動かし、唾液を出やすくするなど、さまざまに工夫しています。

▲「ふゆのかんせんしょう」として風邪を含む病気の症状を張り出している。読んで分かる園児もいるとか


鼻水出せるように

「鼻水をかむ」ことも大事なポイント。「鼻水がたまっていると、ウイルスもとどまったままです」と渡部さん。とはいえ「鼻息を出してかむ」という動作は、子どもには難しく、小学生くらいまで苦手な子も少なくないとか。鼻をぬぐって少しでも出してあげたいところです。園では鼻をかむ練習に、ティッシュを机に置いて、鼻息で飛ばす遊びをすることもあるそうです。

生活見直す契機

口、鼻とポイントはありますが、何より大切なことは「よく寝て、食べて、遊ぶ。メリハリを付けた生活をすること」だと、渡部さんは強調します。自身も小学生の娘さんがいて「働きながら、規則正しく暮らすのはとても大変ですが」と前置きした上で、こう続けます。「感染症にかかりやすい冬は、親子で生活を見直す時期と考えてみては? 保護者が規則正しく暮らして健康であれば、子どもも元気で楽しく過ごせるのでは」

また、もし風邪をひいたとしても、大事なのは「重症化させない」こと。「熱やせきなど症状を観察して、普段と様子が違うようなら早めに病院を受診しましょう」と付け加え、締めくくってくれました。



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