Kidsキッズ

2019.07.18号掲載

食中毒を防ぐ
夏のお弁当対策

気温や湿度が高くなり、食中毒の心配もある夏のお弁当。「生野菜を入れても大丈夫?」「ポテトサラダは傷みが早い?」そんな素朴な疑問や調理の注意点を、仙台市地域活動栄養士会の豊嶋賀代さんと木村喜久恵さんに聞きました。


清潔を心掛け
菌増やさずに

最初に頭に入れておきたいのは、食中毒予防の3原則(左上図)。まな板は「野菜や果物」「肉や魚」で分けるのが理想です。「難しい場合は、きれいに洗った牛乳パックをハサミで切り開いて敷き、肉や魚用に使うのもいいですよ」と木村さんは話します。調理器具はもちろん、弁当箱やはし箱も清潔に。「特にふたのゴムパッキン、おかずを入れるシリコンカップの汚れを見落とす場合が多い」(木村さん)と注意を促します。

忙しい朝に作るお弁当は時間との勝負ですが、しっかり冷ましてから弁当箱に詰めるのが鉄則。皿などに広げて熱を逃したりおかずカップに詰めて少し置いたりと工夫しましょう。

汁物や水分が出やすいものも注意が必要です。「ポテトサラダが傷みやすい」と言われるのは、キュウリの水分を取り切れないまま調理し、冷めないうちに詰めてしまうため。煮物もキッチンペーパーで水分を取りましょう。生野菜も丁寧に洗い、しっかり拭き取ればいいのですが、不安なら火を通すのがベターです。

同じお弁当を
一緒に食べよう


保冷剤や保冷袋を利用する場合は、食べる時間まで、どの程度保冷効果があるのか確かめたいところ。「時々でいいので同じお弁当をもう一つ作り、同じ保存状態で子どもが食べる時間に食べてみて」と豊嶋さん。小さな子どもは「変な臭いがした」など、残した理由をうまく説明できないことがあります。豊嶋さんもわが子に「ぬるいブロッコリーはおいしくない」と言われて初めて保冷剤が足りないと気付いたそう。

食べ切れる量のお弁当を作ることも大切です。2人は「『全部おいしく食べた』『きれいに食べてくれた』と、互いが喜ぶお弁当生活を目指してください」とエールを送ってくれました。


子どもの写真大集合!

河北ウイークリーせんだい読者の皆さんに投稿いただいた子どもたちの写真を公開します。投稿はいつでも受け付け中。お気に入りの一枚を送ってみませんか。



キッズ