Kidsキッズ

2019.11.14号掲載

感染症が気になる季節ー

病児・病後児
保育施設って?

感染症の流行が気になる季節になりました。子どもが病気の時、家庭での看病が難しい保護者をサポートしてくれるのが、病児・病後児保育施設です。利用のポイントを仙台市の事業委託を受けている「五十嵐小児科病児・病後児保育室にじいろルーム」の鏡美和さんたち保育士の方々に教えてもらいました。

病児・病後児保育施設は、子どもが病気や回復期で保育園や小学校に通えず、家庭での看病が難しい場合に利用できる施設です。保護者の就労の有無は問わず「病児・病後児がいるが、保護者が病気や冠婚葬祭などで対応できない」といった場合も利用できるそうです。

仙台市内には市事業を受託する「にじいろルーム」など6施設の他に、民間施設もいくつかあります。民間施設は手続きがそれぞれ違いますが、市の委託施設は「事前登録」が必須です。

「病気になってから慌てて登録されるケースもまれにありますが、前もって登録しておくとスムーズな利用ができます」と鏡さん。登録にお子さんの同伴は不要ですが、既往症確認などで時間がかかることもあるため、時間に余裕がある日がお薦めです。

利用は原則として前日までの予約が必要。利用する際は①医師の診察を受け、病状を記した「家庭医連絡票」を作成してもらう②施設に予約する③利用当日に「利用申請書」「家庭医連絡票」を施設に提出、1日2000円の料金(施設によりその他費用あり)を払うーという流れになります。

「どの程度の症状まで預けられるの?」とよく聞かれるそうですが、例えば「体温38℃以上は不可」といった基準はなく、はしかや自分で水分補給できない場合などを除き「医師が保育可能と判断すれば利用できる」のだとか。家庭医連絡票に従い、症状に合わせて子どもたちを保育します。

利用時間や休日、必要な持ち物などは各施設に確認を。にじいろルームでは「小学生なら勉強道具や本・ゲーム。小さい子はお気に入りのおもちゃやタオルなど安心できるものを持って来ることもできます」とのことです。

感染症がはやる冬は施設も混み合うことが多いそう。いざという時に備えて近所の施設や事前登録について調べてはどうでしょう。市委託の6施設は市ウェブサイトで案内しています。


キッズ