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2018.10.25号掲載

ママビバ

家族が増えても大丈夫
助産院を上手に利用しよう


イラスト/すずきち

第2子以降の妊娠と出産は第1子と違った不安を抱えることが多いものです。家族が増えたばかりの環境で出産や育児をどう乗り切ればいいのか、森のおひさま助産院で話を聞きました。

閑静な住宅街の一角にある森のおひさま助産院には、出産や育児の相談をしようと宮城県内各地からひっきりなしに利用者が訪れます。取材日は休診でしたが、母乳育児のアドバイスに耳を傾けるママがいました。

院長の小野由起子さんは「出産は新しい家族の始まり。お産や産後のケアに満足できると、その後の子育てにも自信がつきます。家族がいいスタートを切れるようにいつでもお手伝いするので、第3の実家だと思って利用してください」と助産院の役割を話します。 

家族みんなで出産に臨む

第2子以降の出産となると、上の子の面倒をどうするか悩むケースが少なくないはずですが、森のおひさま助産院は家族入院が可能。実家に頼れない、夫の仕事が忙しいといった事情で家族の協力を得にくくても安心です。

上の子と一緒にお産に臨めるのもメリットの1つ。「上の子が下の子にやきもちを焼いたり赤ちゃん返りをしたりするのは当たり前」と小野さん。「でも赤ちゃんが産まれてくるところを見ると、家族が増えたという状況をすっと受け入れられるようになる」と言います。もちろん、本人が嫌がれば別室で待たせることもできます。

気軽に来院して相談を

子どもが増えると一人一人の面倒を十分に見てあげられなくなるのでは、という相談を受けたことがあると話すのは、副院長の細田志乃さん。「子どもが何人いても愛する気持ちはどんどん湧いてくるもの。でも、疲れていると子育てがつらくなってくるので息抜きをするようにしてください」と助言します。

森のおひさま助産院は他の病院や助産院で出産した人でも利用できる「産じょく入院」を受け付けています。育児に自信が持てるようになるまで子どもと一緒にくつろげるので気軽に相談を。

また、マタニティーヨガやベビーマッサージなど誰でも参加できるサークル活動も開いています。スタッフの山内加奈子さんは、母乳相談やサークル活動に来た人と話しているうちに、その人が本当に相談したいのは上の子との向き合い方だと気付いたことがあるそうです。「何に悩んでいるかが分からず、もやもやとした気持ちでいるママが心配です。まずはサークル活動に来てみて。助産師スタッフは経験が豊富。仕事に復帰するママの相談にも乗りますよ」と笑顔で話していました。